アプラ港

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アプラ港

アプラ港(アプラこう Apra Harbor)は、アメリカ合衆国グアム準州グアム島中西部にある

概要[編集]

西に開けた入り江であり、南側はオロテ半島が突き出し、北側には珊瑚礁上に防波堤が建設され、波浪をさえぎっている。港の南部はアメリカ海軍の基地・軍港となっており、北部が商業港である。南東部には奥まった入り江があり、内港となっている。

アメリカ軍基地[編集]

アメリカの艦船への補給が可能な基地であり、横須賀と並ぶ西太平洋の重要な拠点となっている。しばしば日本韓国ロシアなどの艦船も訪れる[1]2021年2022年には原子力潜水艦オハイオが寄港した写真がリリースされた。存在を秘匿する原子力潜水艦の位置を明らかにしたことは、中華人民共和国に対する軍事的なアピールがあったものとされている[2][3]

脚注[編集]

  1. ^ 米国の基地を歩く(6)基地増強グアム「島の声にも耳を」”. カナロコ・神奈川新聞 (2019年4月11日). 2022年1月20日閲覧。
  2. ^ 米海軍の太平洋「最恐」兵器?、巡航ミサイル原潜オハイオ”. CNN (2021年2月20日). 2022年1月20日閲覧。
  3. ^ 核弾頭搭載の米潜水艦がグアムに寄港…異例の写真公開は「北朝鮮・中国狙い」”. 中央日報 (2022年1月18日). 2022年1月20日閲覧。

座標: 北緯13度27分00秒 東経144度39分30秒 / 北緯13.45000度 東経144.65833度 / 13.45000; 144.65833