アイスランドにおけるバナナの生産

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アイスランドの温室で育つバナナ

アイスランド主要産業漁業アルミニウム精錬に頼っているが、一定量のバナナの生産も行っている[1]。とはいえ商業的な規模ではなく、間欠泉から生じる熱湯でも局地的にはバナナの生産が可能な土地をつくりだせるということを示す実験のため実施されているものである。BBCが放送していたクイズ番組「QI」の主張に従えば、アイスランドはヨーロッパ最大のバナナの生産国である[2][3]。だが、2007年の時点でヨーロッパ最大のバナナ生産国はアフリカ沿岸のカナリア諸島でバナナを生産するスペインである[4]

アイスランドはバナナの純輸入国であり、年間に一人あたりおよそ14キログラムを輸入している[5]

脚注[編集]

  1. ^ Simmonds, Jane; Tom Le Bas, Brian Bell (1999). Iceland. Insight Guides. https://books.google.co.uk/books?id=4-puvJH_lykC&pg=PA119&lpg=PA119&dq=banana+production+in+Iceland&source=bl&ots=aROM2LLDH-&sig=oR1y22zwENNI-IJtITMqfi58r5E&hl=en&ei=tiVWSrzmJ8igjAf9lJTZAg&sa=X&oi=book_result&ct=result 2009年7月9日閲覧。 
  2. ^ Q.I. - Biggest Banana Republic in Europe”. 2010年1月23日閲覧。
  3. ^ QI Talk Forum”. 2010年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月23日閲覧。
  4. ^ FAOSTAT”. 2012年8月22日閲覧。(ヨーロッパ各国とスペインのデータを比較せよ)
  5. ^ Banana Imports” (Microsoft Word). 2011年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月22日閲覧。