琴線に触れる

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日本語[編集]

成句[編集]

琴線に触れる

  1. 良いものや素晴らしいものに触れることで、感動したり共感したりする。
    • 知っているか、ダーウィンが音楽について述べたことを。かく言えり、音楽を作りかつ鑑賞する能力は、言語能力の入手以前より人類に備わっていた。ひょっとするとそれが、音楽が我々の琴線に触れる理由なのかもしれぬ。模糊たる記憶、我々の魂のなかに、世界の幼年期、靄の時代のものが残っている。(アーサー・コナン・ドイル作 大久保ゆう訳 『緋のエチュード』)

用法[編集]

逆鱗に触れる」のように「触れられたくないことに触れてしまい、怒らせる」のような意味で用いるのは誤り。