音響カプラとは? わかりやすく解説

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音響カプラ

読み方おんきょうカプラ
別名:音響カプラー
【英】acoustic coupler

音響カプラ音響カプラとは、電話回線利用してデータ通信を行うための装置一種で、データをいったん音声信号変換し電話受話器通じてデータ送受信する装置のことである。

音響カプラは、まだインターネット普及しておらず、モデム設置にも制約があった頃に、電子メールなどのデータ通信を行う手段としてよく利用されていた。音響カプラに受話器をはめ込んで受話器マイク部分向かって音声信号出力することでデータ伝え仕組みとなっている。受話器音声伝える際、受話器マイク周囲雑音一緒に拾ってしまいやすい構造になっているので、伝送エラー起こしやすいという難点があった。

後に、誰でもモジュラージャックモデム接続して利用できるうになると、音響カプラは通常の通信手段としては使用されなくなった



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音響カプラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/17 13:26 UTC 版)

音響カプラおんきょうカプラ: acoustic coupler)とは、電話機の送受話器と、モデムに接続したスピーカー及びマイクロフォンを近接させ、音声を用いたデータ通信を行うことにより、公衆交換電話網(PSTN)を利用してコンピュータ間の通信を可能にする通信機器である。


  1. ^ a b ピクニック企画, 堤大介, ed. (1 March 1990). "音響カプラー". 『電脳辞典 1990's パソコン用語のABC』. ピクニック企画. p. 27. ISBN 4-938659-00-X
  2. ^ : network control unit


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