虚しい

実用日本語表現辞典

虚しい

虚しい（むなしい）とは、何もない、空っぽであるという意味を持つ形容詞である。物理的な空間が何もない状態を指すこともあれば、心理的な感情や状態を表す際にも用いられる。例えば、努力が報われなかった時や、失望感を覚えた時などに「虚しい」と感じると表現されることがある。また、虚しいという言葉は、物語や詩などの文学作品で、人間の感情や生の無常を表現する際にも頻繁に使用される。虚しいという言葉は、その使用状況や文脈によって、多様な感情や状況を表現することが可能である。

（2023年9月16日更新）

デジタル大辞泉

むなし・い【^▽空しい／^▽虚しい】

読み方：むなしい

［形］［文］むな・し［シク］

１ 空虚である。内容がない。「—・い言葉」

２ 無益である。むだである。かいがない。「—・く時が過ぎる」「奮闘—・く敗退する」

３ かりそめである。はかない。「—・い世の中」

４ （「己をむなしゅうする」などの形で）我欲・先入観などを捨てる。「心を—・くして対処する」→己を虚しゅうする

５ 事実無根である。根拠がない。

「—・しき事にて人の御名やけがれむ」〈源・少女〉

６ 死んで魂がない。

「跡の妻子共、今一度—・しき貌(かたち)をもさこそ見度く思ふらめとて」〈太平記・一六〉

[派生] むなしさ［名］

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

虚しい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 07:31 UTC 版)

和語の漢字表記

虚しい

1. むなしいを参照。

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「虚しい」の例文・使い方・用例・文例

• 虚しい感じがしました
• 虚しい夢を見た。
• 言葉にすることさえ虚しい。