ボイス・パーカッションとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ボイス・パーカッションの意味・解説 

ボイス‐パーカッション【voice percussion】

読み方:ぼいすぱーかっしょん

ドラムシンバルなどパーカッション打楽器)の音を、声や息の出し方でまねること。ボイパ。→ヒューマンビートボックス


ボイスパーカッション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/11 08:54 UTC 版)

ボイスパーカッションとは、打楽器の奏でる音色を、そっくりそのまま口で表現する技術である。 日本ではボイスパーカッションと呼ばれているが、英語ではVocal Percussion(ボーカルパーカッション)と呼ぶことが一般的である。その他の呼び方としてはMouth Drums(マウスドラムス)がある。

より発展的な技術として、1980年代ヒップホップ音楽から発祥したヒューマンビートボックスが知られている。

概要

音源として残っているものでは、『Do it A cappella』に出演しているTrue Imageというグループの「ボイスパーカッショニスト」が一番古い[要出典]。それ以前にもボイスパーカッション自体は存在していたが、パートとしてではなく間奏などで用いられるだけであった。 [要出典]

日本ではアカペラグループRAG FAIRのヒットから一躍有名になり、「ボイパ」として広まった。

日本のボイスパーカッションには大きく分けると2つの流派があるとされる。RAG FAIR奥村が演奏している「関東流」、RAG FAIRの出現と同時期にTVに出演していたPOCHIのけんぞーが演奏している「関西流」の2つである(奥村は東日本で活躍していたが出身は大阪府)。しかし、ボイスパーカッショニストの間ではハモネプの中で生まれた「関東流」「関西流」の分類の仕方に疑問をもつ者も多い。アカペラサイト等では、発音の仕方から「関東流」を「有声」、「関西流」を「無声」とする方法が一般的とも言える。[要出典]

「ボイスパーカッション(Voice Percussion)」は直訳すると「声の打楽器」である。以前はその名の通り、一連のドラム音を声や息で表現するアカペラの1パートだったが、最近では電子音からスクラッチ、サンバホイッスルなど、音の多様性を追求するものへと変化し、アカペラとは切り離されたジャンルとしても確立している。これはヒューマンビートボックスとして別ジャンルであることが現在では一般的となり、AFRA、HIKAKIN、Daichiなど様々なヒューマンビートボクサーによって確立されることとなった。

そのため、現在では「ヒューマンビートボックス」と分類されるべきものまで「ボイパ」と呼ばれているがこれは間違いで、ボイパはヒューマンビートボックスの一部であるとすることが正しい。[要出典]

打楽器(パーカッション)

口で演奏されたことのある打楽器音

主なボイスパーカッショニスト



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ボイス・パーカッション」の関連用語

ボイス・パーカッションのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ボイス・パーカッションのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのボイスパーカッション (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS