合成樹脂
合成高分子物質のうち、天然に得られる樹脂状物質と性質が似ていて、繊維やゴムとして利用される以外のものの総称。合成樹脂は大別すると熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂に分けられる。熱可型性樹脂は、使用する環境の違いなどによって、汎用樹脂と高機能樹脂(エンジニアリングプラスチック)に分類される。合成樹脂の一般的な特性は、軽い、電気や熱の絶縁性がよい、耐薬品性がよい、などがある反面、耐熱性が悪い、熱膨張率が大きい、衝撃に弱い、経時変化がある、などの欠点がある。自動車における樹脂成形部品は、軽量化、デザインの自由度、一体化による部品点数削減、防錆などの観点から、採用範囲、量ともに増加し、内外装部品、機能部品、電装部品、タンク類など、あらゆる部分で用いられている。
参照 高機能樹脂合成樹脂
合成樹脂
(synthetic resin から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/30 06:23 UTC 版)
合成樹脂(ごうせいじゅし、英: synthetic resin)とは、人為的に製造された高分子化合物からなる物質の一種。合成樹脂から紡糸された繊維は合成繊維と呼ばれ、合成樹脂は可塑性を持つものが多い。
- 1 合成樹脂とは
- 2 合成樹脂の概要
- synthetic resinのページへのリンク