誤発進防止
電気自動車が安全に走行できる状態にないとき、発進できないようにすること。電気自動車には通常、モーターと走行車輪がクラッチなどを介さずに直接結合されており、アイドリング状態もない。したがって、発進時アクセルを踏んだままキースイッチを入れると不意に車両が飛び出したり、また充電コネクターを結合したままの状態で発進することは非常に危険である。そこで、前後進切替えスイッチ(シフトレバー)がAT車のインターロック装置のようにP・Nレンジでないと、また充電プラグが挿入された状態ではキースイッチを入れても電気的に発進できない状態に保つ制御が行われている。JEVSの規定では、これらの安全が確保された状態でキースイーッチをStart位置にするとREADYランプが点灯するように推奨している。READYランプとは電気自動車警報装置の識別記号である。
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