robinia pseudoacaciaとは? わかりやすく解説

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ニセアカシア

別名:ブラックローカスト
【英】:Robinia pseudoacacia
(マメ科)


ニセアカシアという名前を聞くと、馴染み深く、もとから日本生えてたように思いがちですが、実は北米産原なのです米国ではブラックローカスト呼ばれてます。アパラチア山脈中央部およびオザーク山地などにもともと分布していましたが、広く栽培されるようになり、その後北米東部さらには西部にも生育するようになってます。日本には明治8年頃に導入されその後植栽されたり、また、野生化したりしています。アカシア並木という場合は、アカシアといっても、このニセアカシアのことです。

木材
心材と辺材の色の差ははっきりとしています。心材の色は生材のときは緑色をおびた黄色ですが、大気長期間曝されていると、褐色になっていきます辺材黄白色です。重硬で、気乾比重は0.77です。強度高いです一般的にいって、幹の形が悪いので、大きな木材をとるのは難しでしょう。施作しやすく、また、釘の保持力高いですが、手工具での加工はやや難しいです対す抵抗高く米国産材のうちでは、最も耐朽性の高い木材一つといわれています。

用途
かつては強さと耐朽性の高いことから、造船用材として英国輸出されいました。現在では、フェンス支柱枕木燃料など、さらに工芸品材料にされています。日本でも国産のニセアカシアが入手出来地域では、工芸品さらには家具への利用試みられています。


はりえんじゅ (針槐)

Robinia pseudo-acacia

Robinia pseudo-acacia

Robinia pseudo-acacia

Robinia pseudo-acacia

Robinia pseudo-acacia

Robinia pseudo-acacia

Robinia pseudo-acacia

Robinia pseudo-acacia

Robinia pseudo-acacia

北アメリカ原産です。わが国には1877年渡来しました。別名で「にせアカシア」とも呼ばれます成長早く痩せ地でも旺盛生育するため、砂防用の緑化樹として植栽されきました5月から6月ごろ、多く白い花を咲かせますこの花からは良質蜂蜜が採れます。
マメ科ハリエンジュ属落葉高木で、学名は Robinia pseudo-acacia。英名は Black locust
マメのほかの用語一覧
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針槐

読み方:ハリエンジュ(harienju)

マメ科落葉高木園芸植物

学名 Robinia pseudo-acacia


針槐樹

読み方:ハリエンジュ(harienju)

マメ科落葉高木園芸植物

学名 Robinia pseudo-acacia


ニセアカシア

(robinia pseudoacacia から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 22:18 UTC 版)

ニセアカシア学名: Robinia pseudoacacia)は北米原産のマメ科ハリエンジュ属の落葉高木である。植物学上の標準和名はハリエンジュ(針槐)[2][3]。日本には1873年に渡来した。蜜源植物として重要で、街路樹、公園樹、砂防・土止め用の植栽、材は器具用等に用いられる。季語は夏である。


注釈

  1. ^ 和名ハリエンジュに対する別名[2]
  2. ^ 「たそがれの並木をゆけば/アカシアのアカシアの白き花房」松坂真美『アカシアの花」。
  3. ^ 作中では、この樹木がニセアカシアであることにも触れられている。

出典

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Robinia pseudoacacia L. ハリエンジュ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月26日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 西田尚道監修 学習研究社編 2009, p. 61.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 田中潔 2011, p. 83.
  4. ^ a b c 辻井達一 1995, p. 210.
  5. ^ a b c d e 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 38.
  6. ^ a b c d e f g h 辻井達一 1995, p. 211.
  7. ^ a b c d e f g 辻井達一 1995, p. 212.
  8. ^ ハリエンジュ 国立環境研究所 侵入生物DB
  9. ^ 【北1条通りのアカシア並木】童謡「この道」の道と言われる通りを歩いてみよう(北海道PRESS)
  10. ^ 南武線矢野口駅下車
  11. ^ アカシア林(miru-navi 東京都&稲城市)
  12. ^ 大連アカシア祭(大連アチコチ、2019年)
  13. ^ 大連のハチミツ(湘南オヤジのブログ、2019年)
  14. ^ a b c d e f g h 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 195.
  15. ^ a b c d e f g h i 辻井達一 1995, p. 214.
  16. ^ a b c d e f 崎尾均編 ニセアカシアの生態学(2009)
  17. ^ a b c 長野県林業総合センター ミニ技術情報 (PDF)
  18. ^ ニセアカシア 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 安全性研究チーム]
  19. ^ 水野千代 横倉利江 旬の味覚 山菜料理 ほおずき書籍(1999)
  20. ^ 庄内海岸の国有林”. 林野庁東北森林管理局庄内森林管理署. 2022年4月25日閲覧。
  21. ^ No.186:ハリエンジュ(Robinia pseudoacacia)に関する情報(案) (PDF)
  22. ^ 苅住曻 最新樹木根系図説 誠文堂新光社 (2010)
  23. ^ 北海道の旧産炭地における侵略的外来種ニセアカシアの分布現況とその歴史的背景』 保全生態学研究 12(2), 94-102, 2007-11-30, NAID 110006474145
  24. ^ 木材図鑑 ハリエンジュ(ニセアカシア) - ウェイバックマシン(2017年3月23日アーカイブ分)
  25. ^ 橋爪丈夫「ニセアカシア材の利用」長野県林業総合センター技術情報52(1984)
  26. ^ ニセアカシヤ(針槐:はりえんじゅ)”. 北海道庁 (2018年10月19日). 2020年6月12日閲覧。
  27. ^ 村上興正・鷲谷いづみ(監修) 日本生態学会(編著)『外来種ハンドブック』地人書館、2002年9月30日。ISBN 4-8052-0706-X 
  28. ^ a b 前河正昭・中越信和「海岸砂地においてニセアカシア林の分布拡大がもたらす成帯構造と種多様性への影響」『日本生態学会誌』第47巻第2号、1997年、131-143頁。 
  29. ^ 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著)『決定版 日本の外来生物』平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7 
  30. ^ 千曲川河川事務所の取り組み 国土交通省 千曲川河川事務所
  31. ^ 真坂一彦 外来種ニセアカシアを取りまく言説とその科学的根拠、日本森林学会誌95,332-341(2013)


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