リヤエンジン・リヤドライブ
エンジンを車両の後部へ搭載し、後輸を駆動する方式。最近では、大型バスなどに使われている形式である。利点としては運転席や客室がエンジンと離れているので、エンジンの振動、騒音面では有利。またプロペラシャフトがないために室内が広く使え、低床化にも適する。後輪の接地荷重が大きくなるためにタイヤのトラクションが増加し、駆動力損失は少ない一方、エンジン冷却用の走行風が取り込みにくく、トランクルームが後ろに配置できないとか、後輪荷重が大きくタイヤの摩耗が進む、オーバーステア傾向になりやすい、などの弱点があげられる。現行乗用車ではポルシェ911、往年のクルマでは、VWビートル、フィアット500、コンテッサ、スバル360、マツダキャロル360などがある。
「rear engine,rear wheel drive/RR」の例文・使い方・用例・文例
- rear engine,rear wheel drive/RRのページへのリンク