neodadaとは? わかりやすく解説

ネオ‐ダダ【neo-Dada】


ネオ・ダダ

読み】:ネオ・ダダ
【英】:NEO-DADA

1950年代の末、ニューヨークにおいて、ラウシェンバーグジャスパー・ジョーンズが、あいついで個展開いた当時美術の世界は、抽象表現主義全盛きわめていたが、その中で彼らは、日常具体的、卑俗的な、すぐそれと知れるようなものを画面登場させ、大胆な画風示したラウシェンバーグは、絵画に布や写真印刷物などを加えて雑多なイメージ画面集めてくるコンバイン・ペインティングを、ジョーンズ国旗標的などを画面クローズアップすることで、反芸術新し表現スタイルうちだした。これらの創作活動を、芸術対す挑戦的な姿勢とみなし、「ダダ再来」という意味でジャーナリスト名付けたものが「ネオ・ダダ」である。日本1960年読売アンデパンダン展に、ネオ・ダダ・オルガナイザーズというグループ出品するなど、影響受けている。ネオ・ダダは抽象表現主義につづき、後のポップ・アート出現をまつことになる。

ネオダダ

(neodada から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/21 19:06 UTC 版)

ネオダダ (Neo-Dada) は、作品制作の方法論や意図が初期のダダイスムと類似点を持つ、1950年代後半から1960年代アメリカ合衆国美術家や美術運動を表すのに使われた用語[1]である。




  1. ^ Chilvers, Ian and John Glaves-Smith. A Dictionary of Modern and Contemporary Art. Oxford University Press (2009), p. 503


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