kenji kasaharaとは? わかりやすく解説

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笠原健治

読み方かさはらけんじ
【英】Kenji Kasahara

笠原健治とは、ソーシャルネットワーキングサービスSNS)の「mixi」を運営している株式会社ミクシィ代表取締役社長である。1975年大阪府生まれ

1997年東京大学経済学部経営学科在学中だった笠原健治は、求人情報サイトFind Job !』の運営によって事業開始する2年後1999年に、有限会社イー・マーキュリーとして法人設立。ITベンチャー企業中心とした求人情報の提供により事業進めていった。

その後、笠原健治は、同社開発者として勤務していた留学生から、「留学生の間でSNS流行っている。この開発やってみたい。」との提案を受ける。これを契機に笠原健治は、SNS調査と研究開発取り組み日々続けられるような、mixi独自のコミュニケーション機能加えたSNS構築進めた。そして、2004年2月に、国内初のSNSとして「mixi」を正式に開始した

笠原健治
※画像提供 / 株式会社ミクシィ

mixiは、友人知人からの招待受けて初め参加できる招待制のサービスで、マイミク呼ばれる人的なつながりコミュニケーション土台となっている。それまで海外SNSには見られなかった、日記コミュニティ足あとといった機能独自に考案追加したことにより、Webというバーチャルプラットフォームありながら、よりリアルに繋がるコミュニケーションを可能とした。

mixiは、スタートから時を経ずしてネットワーク外部性強く働き2005年前半を過ぎる頃にはクリティカルマス突破したmixiの登録ユーザー数は、2006年7月500万人突破し2007年7月には1000万人、2008年1月時点1300万人突破している。『インターネット白書2007』の報告によれば国内SNS利用者85パーセント以上が、mixiユーザーとなっている。

2006年2月社名株式会社ミクシィへと変更同年9月には東証マザーズ上場。笠原健治は、2006年第1回IPO大賞ルーキー部門」、MM総研大賞2007話題賞」など、多くの賞を受賞している。

mixiは現在、mixiミュージックmixi動画mixi stationといった新機能の提供などを通じてコミュニケーションの形を広げ人間的なコミュニケーションをさらに充実すべくサービスの提供努めている。


更新2008年10月
参照リンク
ソーシャル・ネットワーキング サービス [mixi(ミクシィ)]

笠原健治

(kenji kasahara から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 07:02 UTC 版)

笠原 健治(かさはら けんじ、1975年12月6日 - )は、日本実業家ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「mixi」を運営するMIXI会長。大阪府箕面市出身。


  1. ^ 『起業家2.0』佐々木俊尚著 小学館 頁26
  2. ^ 『起業家2.0』佐々木俊尚著 小学館
  3. ^ a b 子どもの成長をいつでも、どこでも、いつまでも!家族向け写真・動画共有アプリ『家族アルバム みてね』の提供を開始|ニュースリリース|株式会社ミクシィ”. ミクシィグループ. 2020年7月15日閲覧。
  4. ^ #37 Kenji Kasahara - Forbes.com
  5. ^ “人事、ミクシィ”. 日本経済新聞. (2013年5月15日). http://www.nikkei.com/article/DGXNMSJJ60701_V10C13A5000000/ 2013年11月5日閲覧。 
  6. ^ ミクシィ笠原氏 「みてね基金」に私財10億円
  7. ^ 2017年7月15日(土)放送”. AbemaTV (2017年7月12日). 2018年2月28日閲覧。


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