D-アミノ酸
化合物名や化合物に関係する事項: | 5-メチルシトシン A23187イオノフォア ADPグルコース D-アミノ酸 D-アラニン N6-フルフリルアデニン PTCアミノ酸 |
D-アミノ酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 03:48 UTC 版)
「タンパク質を構成しないアミノ酸」の記事における「D-アミノ酸」の解説
いくつかのアミノ酸はキラリティーが反対で、通常のリボソーム転写/翻訳はされない。細菌の細胞壁の大部分は、アミノ糖が短いオリゴペプチドで架橋されたペプチドグリカンでできている。オリゴペプチドは非リボソーム的に合成され、D-アラニンやD-グルタミン酸等の特殊なアミノ酸を含む。さらに前者はalr遺伝子またはホモログのdadX遺伝子でコードされるピリドキサールリン酸結合酵素により、後者は補因子に依存しない酵素 (murI) によってラセミ化されている。テルモトガ属はD-リシン、バンコマイシン耐性細菌はD-セリン(vanT遺伝子)を持つ。 動物では、いくつかのD-アミノ酸は、神経伝達物質である。
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