Berkeley DB
Sleepycat Software社(現Oracle社)が開発し、オープンソースライセンス(Sleepycat Commercial License)と商用ライセンス(Sleepycat Commecial License)のデュアルライセンスで配布されているデータベースエンジン。
SQL言語をサポートしているデータベースエンジンと異なり、アプリケーションに直接リンクされるため、メモリ使用量が大幅に少なく、クライアントアプリケーションとデータベースエンジンとのソケット通信のオーバーヘッドがないといった特徴を持っている。
さまざまなオープンソースソフトウェアや商用ソフトウェアのバックエンドとして利用され、きわめて広範に使われている。
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デュアルライセンス
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Berkeley DB(http://www.sleepycat.com/products/bdb.html)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 14:25 UTC 版)
「Berkeley DB」の記事における「Berkeley DB」の解説
オリジナルのBerkeley DBは、UNIXに古くから含まれていたdbmより発展したアプリケーション組み込み型データベースである。dbmと同じく、SQLのようなデータ操作言語を持たず、データベースへのアクセスは全てサブルーチン呼び出しによって行う。しかしdbmとは異なり、データ操作機能にトランザクションやレプリケーションに対応するインタフェースが備わっているのが特徴である(X/Open XAなど)。その他にロックやオンラインバックアップ機能を持つ。 Berkeley DB本体が対応するプログラミング言語はCおよびC++だけだが、Perl、Python、Tcl他多くの言語にバインディングが用意されており、それらから容易に利用することができる。
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