Young''s modulusとは? わかりやすく解説

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ヤング率

【英】:Young's Modulus

弾性率一種伸び弾性率ともよばれる一様な太さの棒の一端固定し他端軸方向に引く場合断面に働く応力をT、単位長さあたりの伸びをεとすると、ある範囲内までT=Eεという比例関係フックの法則)が成り立つ。このときの比例定数Eをヤング率と呼ぶ。単位パスカルPa〕。磁石機械的性質考え場合にこの値を用いことがある

ヤング係数

読み方やんぐけいすう、りつ
別名:率,young's modulus

コンクリート供試体均等に圧縮力加えると、軸圧縮力比例した縦ひずみを生じる。この比例定数。すなわち圧縮力のそれに応じた縦ひずみに対する比をいう。材料によって一定の値をとる。T.Youngにより初め称されたのでこの名がある弾性係数ともいう。圧縮強度20N/mm2のコンクリート2.0×104N/mm2程度

ヤング率

(Young''s modulus から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 22:45 UTC 版)

ヤング率(ヤングりつ、英語: Young's modulus)は、フックの法則が成立する弾性範囲における同軸方向のひずみ応力比例定数である[1]。この名称はトマス・ヤングに由来する。縦弾性係数(たてだんせいけいすう、英語: modulus of longitudinal elasticity[1])とも呼ばれる。


  1. ^ a b 「機械工学辞典」p.804
  2. ^ a b c d e f g h The Engineering ToolBox - Modulus of Elasticity - Young Modulus for some common Materials”. 2014年1月2日閲覧。
  3. ^ a b c d e 国立天文台『理科年表 平成22年(机上版)』丸善出版、2009年、379頁。ISBN 978-4-621-08191-4 
  4. ^ a b c d 高野菊雄『トラブルを防ぐプラスチック材料の選び方・使い方』(第1版)工業調査会、2005年6月15日、61頁。ISBN 4-7693-4190-3 
  5. ^ a b c d e 「機械材料学」p.154
  6. ^ a b c d e f g 「物理学」p.89
  7. ^ a b c 「機械材料学」p.195


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