W66 (核弾頭)とは? わかりやすく解説

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W66 (核弾頭)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 15:45 UTC 版)

W66
タイプ 核弾頭
開発国 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ陸軍
開発・生産
開発期間 -1974年
生産期間 1974年-1975年
配備期間 1975年
生産数 70発
要目
核出力 1kt
弾頭 熱核弾頭(中性子弾頭)
直径 18インチ
長さ 35インチ
重量 150ポンド
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W66アメリカ合衆国が開発した核弾頭ロスアラモス国立研究所アメリカ陸軍スプリント弾道弾迎撃ミサイル向けに開発されたものである。

スプリント・ミサイル向けにはW65核弾頭が開発されていたが、核爆発に伴う中性子線を用いて敵弾道ミサイルの核弾頭を無力化する方式であり、効率良く中性子線を放出する中性子弾頭熱核弾頭)としてW65に代わり、W66が開発されることとなった。

サイズは直径18インチ、長さ35インチ、重量は150ポンド。核出力自体は1ktと小さい。中性子弾頭としては初期のものとなる。1974年から1975年にかけて70発が生産された。スプリント・ミサイルの配備は1975年から1976年までの短期間であったが、W66弾頭は1985年まで保管されていた。

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