フォーレ:ヴァルス=カプリス 第2番 変ニ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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フォーレ:ヴァルス=カプリス 第2番 変ニ長調 | Valse-caprice No.2 Op.38 | 作曲年: 1884年 出版年: 1885年 初版出版地/出版社: Hamelle |
作品解説
フォーレの親しい友人の作曲家ボルド=ぺーヌの夫人に捧げられている。
変ニ長調4分の3拍子。、アレグロ・モデラートで開始し、ウン・ポコ・モッソ、ピウ・モッソ・ポコ・ア・ポコと次第にテンポが速められていく。そして、異名同音の同主短調にあたる嬰ハ短調に転じる部分では、モルト・ピウ・レントとなる。この部分はメロディーと和音から成るコラール的な響きとなり、それまでの、8分音符が鍵盤上を駆け巡るような曲想とは対照的である。その後、ウン・ポコ・ピウ・アニマートの部分では、変ニ長調に回帰する。ふいの転調や意表をつくような和声の解決方法が印象的な作品。
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