テルマエ・ロマエ
(Thermae Romae から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 17:05 UTC 版)
『テルマエ・ロマエ』(THERMÆ ROMÆ[8])は、ヤマザキマリによる漫画作品。『コミックビーム』(エンターブレイン)にて2008年2月号から2013年4月号まで連載された。当初は不定期連載だったが、2010年4月号から定期連載に移行した。単行本は2013年6月にて最終巻を迎えた。
- ^ ただし、第1話では西暦128年。
- ^ 第4話(コミックス1巻、P.120)には紀元2009年の表記がある。また第1話では、1970年代の日本の銭湯にタイムスリップしており(第4巻、コラムNo16『ローマ&風呂、わが愛』を参照)、1977年の映画である『スター・ウォーズ』や『男はつらいよ 寅次郎と殿様』のポスターが貼られていることが確認できる。
- ^ 作者のブログによれば、ルシウスのフルネームはLucius Quintus Modestus。Luciusはラテン語発音だと「ルキウス」となるが、あえて「ルシウス」としている。「後のプロセスでマンガの中に数名のルキウスが出てくる事も想定されており、複雑なことになるのを避けたかったのと、響き的に「ルシ」の方がちょっとした気弱さや繊細さが醸せていいかな」とのこと[19]。
- ^ 幼少時に多忙な父に代わって面倒を見ていた亡祖父・サビヌス・アエティウス・モデストゥスの影響が大きい。
- ^ コミックス4巻より、「4巻分も現代日本と行き来しているのに、電気の存在に気付かないのは不自然だ」という理由で追加されたエピソード。電気按摩など大型家電については「奴隷による人力」と解釈可能だが、さすがにテレビや携帯は「奴隷」では説明不可能だろうとしている。
- ^ 後にルシウスは、自分が平たい顔族の地へ飛ぶのは、自身に課せられた課題を解決するために神の意志により遣わされたと理解し、伊藤温泉に二度飛んだ時も、伊藤温泉に被害を及ぼす武内組を倒さないと帰れないと理解し、さつきを救う結果として武内組を成敗した時、ローマへの帰還=さつきとの別れと悟って涙した。
- ^ それでもおおよそ2か月だろうと鉄蔵には見積もられた。
- ^ この時点では電気の存在を知らないため、画面に映し出されたクラゲを見て「壁に水槽が埋め込まれている」と誤解。帰国後は実際にクラゲを泳がせた水槽で再現している。
- Thermae Romaeのページへのリンク