Taqポリメラーゼとは? わかりやすく解説

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Taqポリメラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/10 02:32 UTC 版)

Taqポリメラーゼ (Taq polymerase[1]) とは、好熱菌 Thermus aquaticus が産生するDNAポリメラーゼ(EC.2.7.7.7)である。90℃以上の高温でも比較的安定である(DNAポリメラーゼ活性は低下する)ため、PCRに利用されている。ちなみに、この酵素の名前は、産生菌の属名の頭文字と種小名の頭二文字 (Thermus aquaticus) に由来する。 Taqポリメラーゼは熱水噴出孔に生息している T. aquaticus から同定されたポリメラーゼである。このポリメラーゼはPCRのような熱を加える実験系に置いても構造が安定であり、変性状態になりにくい。


  1. ^ 英語発音:/ˌtæk ˈpɒlᵻməreɪz/


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