Talk (Yes album)とは? わかりやすく解説

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トーク (アルバム)

(Talk (Yes album) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/30 14:19 UTC 版)

トーク
イエススタジオ・アルバム
リリース
録音 1993年頃
ジャンル ポップ・ロックプログレッシブ・ロック
時間
レーベル ビクトリー・ミュージック
プロデュース トレヴァー・ラビン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 17位(日本[1]
  • 20位(イギリス[2]
  • 29位(スイス[3]
  • 31位(スウェーデン[4]
  • 33位(アメリカ[5]
  • 45位(ドイツ[6]
  • 47位(オランダ[7]
  • イエス アルバム 年表
    結晶
    (1991年)
    トーク
    (1994年)
    キーズ・トゥ・アセンション
    (1996年)
    テンプレートを表示

    トーク』(Talk)は、イエススタジオ・アルバム。メンバーはジョン・アンダーソンクリス・スクワイアトレヴァー・ラビントニー・ケイアラン・ホワイト。「ウォールズ」にはスーパートランプのロジャー・ホジソンがボーカルとして参加している。

    経緯

    結晶』のリリース後に行われた大規模な公演ツアーの後、ビル・ブルーフォードが脱退を表明した。イエスは1992年にビクトリー・ミュージック(日本での系列はビクターエンタテインメント)と契約、1993年春には新作アルバムをリリースすると発表した。ビクトリー・ミュージックが、ロンリー・ハート時代の、いわゆる「90125」メンバーに、リック・ウェイクマンを加えてアルバムを製作してほしいとの要望があって、イエス脱退の意思がないにもかかわらずスティーヴ・ハウは招集されなかった。さらに、日程上の都合からリック・ウェイクマンも収録に参加できず、結局は「90125」時代のメンバーで制作することとなった。こうして出来た本作は、ジョン・アンダーソンの意思を反映させつつ、トレヴァー・ラビン主体の内容となっている。そのため、旧来の熱心なイエスリスナーには敬遠され、チャートアクションは著しくなかった。また、トークツアーも作品の不評のためにチケット売上が70パーセントに止まる。後半予定されていたヨーロッパツアーもキャンセルされ、メンバーを落胆させた。

    なお、このアルバムのイエスのロゴは、ロジャー・ディーンによるデザインのものが使われず、ピーター・マックスによるデザインのロゴが使われている。

    次作の構想においてジョン・アンダーソンとの確執が深刻となったトレヴァー・ラビンは、イエスでの仕事を終えたと感じて、トーク・ツアー終了後に脱退した。

    エピソード

    • トニー・ケイはキーボード担当ではなく、ハモンド・オルガンのみの担当で、他のキーボードはトレヴァー・ラビンが弾いている。トニー・ケイもツアーの後に脱退している。
    • 当初、収録曲「エンドレス・ドリーム」はかつての名曲「危機」の続編の「危機・2」として制作されたかのような宣伝がなされていたが、それは各メンバーから後に否定されている。
    • 本作の発表直後に、『トーク』に関するインタビュー、デモ音源、ライブ音源、リハーサル映像などが収録されたマルチメディアCD-ROM『Yes Active』が発売された。

    収録曲

    1. コーリング - "The Calling" (トレヴァー・ラビンジョン・アンダーソンクリス・スクワイア)
    2. アイ・アム・ウェイティング - "I Am Waiting" (ラビン、アンダーソン)
    3. リアル・ラヴ - "Real Love" (ラビン、スクワイア、アンダーソン)
    4. ステイト・オブ・プレイ - "State of Play" (ラビン、アンダーソン)
    5. ウォールズ - "Walls" (ラビン、ロジャー・ホジソン、アンダーソン)
    6. ホェア・ウィル・ユー・ビー - "Where Will You Be" (ラビン、アンダーソン)
    7. エンドレス・ドリーム: a)サイレント・スプリング〜b)トーク〜c)エンドレス・ドリーム - "Endless Dream" a. "Silent Spring" b. "Talk" c. "Endless Dream" (ラビン、アンダーソン)
    8. コーリング(スペシャル・ヴァージョン) - "The Calling (Extended Version)" (ラビン、アンダーソン、スクワイア) ※ボーナストラック

    参加メンバー

    脚注


    「Talk (Yes album)」の例文・使い方・用例・文例

    • 時系列は現在「Tale0」→「Tale1」→「Tale2」→「Tale2.5」→「Talk1」となってますので、そう読むのがベターかも。
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