Schizophyllum communeとは? わかりやすく解説

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すえひろたけ (末広茸)

Schizophyllum commune

Schizophyllum commune

熱帯地方中心に世界各地分布してます。春から秋にかけて、枯れ木切株群生します。傘は扇形で、白色から灰褐色をしています。表面には粗い毛で被われています。ひだは白色灰褐色淡紫褐色をしていて柄はありません。食用にされることもありますが、人間呼吸器にも生えることで知られています。
スエヒロタケスエヒロタケ属のキノコ類で、学名は Schizophyllumcommune。英名は Split gill
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スエヒロタケ:  末広茸

スエヒロタケ

(Schizophyllum commune から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/13 08:46 UTC 版)

スエヒロタケ (末広茸:Schizophyllum commune)はスエヒロタケ科スエヒロタケ属の菌類。世界でも最も一般的なキノコの一つであり、南極大陸を除く全ての大陸で発見されている[1]


  1. ^ a b "Tom Volk's Fungus of the Month for February 2000"
  2. ^ a b 今関六也編『カラー日本のキノコ』(山渓カラーガイド64) 山と渓谷社、1974年
  3. ^ 種子植物・菌類を利用した健康食品中の有害な成分に関する調査─健康食品の安全性に関するデータシート (PDF)”. 食品安全委員会. p. 236 (2004年3月31日). 2012年1月2日閲覧。
  4. ^ 長谷川篤彦 「真菌症の今」 (PDF) 『日生研たより』 52巻4号 日本生物科学研究所、6-9頁、2006年7月http://nibs.lin.gr.jp/pdf/Letter539.pdf 
  5. ^ a b 亀井克彦 「Schizophyllum commme (スエヒロタケ)によるABPMの1例」 『The Japanese Journal of Antibiotics』 48巻10号、1607-1609頁、1995年。doi:10.11553/antibiotics1968b.48.1597 
  6. ^ ただし、これ以前の1980年に日本赤十字社医療センターからの報告例がある。稲木一元; 折津愈; 松井泰夫; 田中勲; 井上雅晴; 太中弘; 武村民子; 森田豊寿 他 「PIE症候群を呈した Schizophyllum commune (和名スエヒロタケ)感染症の1手術例」 『日本胸部疾患学会雑誌』 18巻11号、840頁、1980年。doi:10.11389/jjrs1963.18.835 
  7. ^ Kamei, Katsuhiko; Unno, Hiromichi; Nagao, Keiichi; Kuriyama, Takayuki; Nishimura, Kazuko; Miyaji, Makoto (1994), “Allergic Bronchopulmonary Mycosis Caused by the Basidiomycetous Fungus Schizophyllum commune”, Clinical Infectous Diseases 18 (3): 305-309, doi:10.1093/clinids/18.3.305 
  8. ^ 西村和子 「肺にきのこが生える?」、日本林業技術協会編 『きのこの一〇〇不思議』 東京書籍、1997年2月、146-147頁。ISBN 4-487-75485-2 
  9. ^ 「目で見る真菌と真菌症シリーズ 1 キノコと感染症」 『千葉大学真菌センターニュース』 1号 千葉大学真菌医学研究センター、2-3頁、2002年4月https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900021261/ 
  10. ^ Chowdhary, A.; Randhawa, H. S.; Gaur, S. N.; Agarwal, K.; Kathuria, S.; Roy, P.; Klaassen, C. H.; Meis, J. F., “Schizophyllum commune as an emerging fungal pathogen: a review and report of two cases”, Mycoses 56 (1): 1-10, doi:10.1111/j.1439-0507.2012.02190.x 
  11. ^ 松脇由典; 小川晴彦; 岩﨑聖子; 宇野匡祐; 若林真理子; 坂本和美; 大櫛哲史; 鴻信義 他 「環境真正担子菌スエヒロタケ (Schizophyllum commune) によるアレルギー性真菌性鼻副鼻腔炎の検討」 『耳鼻咽喉科展望』 56巻、352-362頁、2013年。doi:10.11453/orltokyo.56.352 


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