佐久間信盛
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佐久間 信盛(さくま のぶもり)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。織田氏の宿老、鳴海城主。平手政秀自害から主君の織田信長による折檻状で織田氏を離れるまでの約30年間、織田氏家臣団の筆頭家老として家中を率いた。尾張佐久間氏の当主[4]。通称は出羽介、右衛門尉。子に信栄・信実。従兄弟に佐久間盛次(佐久間盛政・佐久間安政・柴田勝政・佐久間勝之の父)がいる。
注釈
- ^ a b また、天正10年1月24日、十津川で没という説[2]、はたまた「没年齢不詳、天正9年(1581年)7月24日、十津川で没」[3]と、没年日には異説もある。
- ^ 『田島文書』には「ハバノスケ」と振り仮名まで振ってあるというが原本は現存しないため、出羽介の誤りであるという説がある。
出典
- ^ a b 『信長公記』巻15(天正10年壬午)、『佐久間軍記』続群書類従第20輯下 合戦部16による。
- ^ 『寛政重修諸家譜』巻第531 平氏良文流佐久間「信盛」の項。
- ^ 『高野春秋編年輯録』
- ^ 谷口克広『信長と消えた家臣たち』(中央公論新社、 2007年)p.118
- ^ 『戦国遺文』第二巻「柳生文書」
- ^ 天野 2018, pp. 245–246.
- ^ 久野 2017, p. 218.
- ^ 谷口克広『信長と将軍義昭―提携から追放、包囲網へ―』(中央公論新社、2014年)p152
- ^ 金子拓『シリーズ・実像に迫る021 長篠の戦い 信長が打ち砕いた勝頼の〝覇権〟』戎光祥出版、2020年、23-25頁。
- ^ 金子拓『シリーズ・実像に迫る021 長篠の戦い 信長が打ち砕いた勝頼の〝覇権〟』戎光祥出版、2020年、25-29頁。
- ^ 平山 2017, pp. 81–82.
- ^ 和田裕弘『織田信忠―天下人の嫡男―』(中央公論新社、2019年)p150
- ^ 木下聡 著「織田権力と織田信忠」、戦国史研究会 編『織田権力の領域支配』岩田書院、2011年。
- ^ 金松誠『シリーズ・実像に迫る019 筒井順慶』戎光祥出版、2019年、60頁。
- ^ 竹本千鶴『松井友閑』吉川弘文館、2018年、167-171頁。
- ^ ルイス・フロイス 著、松田毅一・川崎桃太 訳『完訳フロイス日本史〈3〉安土城と本能寺の変―織田信長篇(3)』〈中公文庫〉2000年、40-68頁。
- ^ 信長公記巻11
- ^ 五野井隆史 監修 『キリシタン大名 -布教・政策・信仰の実相- 』宮帯出版社、2017年、368頁。
- ^ 谷口 2015, pp. 278–279.
- ^ a b 神田 2014, p. 216.
- ^ 『當代記 駿府記』続群書類従完成会、2006年、37頁。
- ^ 高木昭作監・谷口克広著『織田信長家臣人名辞典』(吉川弘文館、1995年)p111
- 1 佐久間信盛とは
- 2 佐久間信盛の概要
- 3 生涯
- 4 家臣・与力
- 5 脚注
- 6 関連項目
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