ラシードゥッディーン
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ラシード=ウッディーン・ファドゥルッラーフ・アブル=ハイル・ハマダーニー(ペルシア語: رشیدالدین فضلالله ابوالخیر همدانی、Rashīd al-Dīn Faḍl Allāh Abū al-Khayr Hamadānī、1249年 - 1318年)はイルハン朝後期、第7代君主ガザンから次代オルジェイトゥ、アブー・サイード治世のもとで活躍した政治家。ガザンとオルジェイトゥの命によって編纂されたペルシア語による世界史『集史』の編纂責任者であったことでも知られている。また、ユネスコの「世界の記憶」に2007年登録された「ラシード区ワクフ文書補遺写本作成指示書」の大部分(382ページ中の最初の290ページ)を著作している[1]。イランの歴史上、「ハージャ・ラシードゥッディーン」خواجه رشیدالدین Khwāja Rashīd al-Dīn、「医師ラシードゥッディーン」رشیدالدین طبیب Rashīd al-Dīn Ṭabīb などと呼ばれた。
- ^ Unesco (2011年5月). “The Deed For Endowment: Rab’ I-Rashidi (Rab I-Rashidi Endowment)(英語)”. 2011年6月5日閲覧。
- 1 ラシードゥッディーンとは
- 2 ラシードゥッディーンの概要
- 3 関連項目
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