Pheropsophus jessoensisとは? わかりやすく解説

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ミイデラゴミムシ

ミイデラゴミムシ Pheropsophus jessoensis Morawitz
コホソクビゴミムシ Brachinus stenoderus Bates
オオホソクビゴミムシ Brachinus scotomedes Redtenbacher

ミイデラゴミムシ

形態
 ミイデラゴミムシは体長11~18mm、頭部胸部黄色で黒紋があり、上翅は黒地黄色外縁と1対の紋がある。
 コホソクビゴミムシ体長5.5~11.5mm、頭部胸部、脚は黄褐色で、上翅は青黒色。近縁種オオホソクビゴミムシもこれに似ているが、体長1115mmで、細長い
分布
 ミイデラゴミムシは北海道本州四国九州奄美大島分布。コホソクビゴビムシ、オオホソクビゴミムシ北海道から九州まで分布
生態
 ミイデラゴミムシは民家周辺のほか市街地にも生息している。コホソクビゴミムシオオホソクビゴミムシは、河原比較乾燥した場所に生息していることが多い。いずれも4~10月活動し、昼は石の下などにいる。土中や崖の隙間の中で成虫越冬する
 これらの幼虫昆虫の卵に寄生し、特にミイデラゴミムシはケラ卵塊食べて成長するため、ケラ減少とともに少なくなってきている。成虫はガの幼虫小さ昆虫などを捕食する

三井寺芥虫

読み方:ミイデラゴミムシ(miideragomimushi)

ゴミムシ科の昆虫

学名 Pheropsophus jessoensis


ミイデラゴミムシ

(Pheropsophus jessoensis から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 00:52 UTC 版)

ミイデラゴミムシ(三井寺歩行虫、Pheropsophus jessoensis Morawitz, 1862)は、コウチュウ目(鞘翅目)・オサムシ上科・ホソクビゴミムシ科の昆虫である。派手な体色をしたゴミムシ類の昆虫で、俗に言うヘッピリムシの代表的なものである[1]


  1. ^ a b c d e f g 土生昶申、貞永仁恵「畑や水田付近に見られるゴミムシ類(オサムシ科)の成虫の同定手引き(III)」(pdf)『農業技術研究所報告C 昆蟲』第39巻第19号、東京昆蟲學會、1971年7月30日、172-177頁、2018年6月11日閲覧 
  2. ^ a b フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 9』講談社、2004年。 
  3. ^ 夏秋優『Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎』学研プラス、2013年、15頁。 


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