疑存島とは? わかりやすく解説

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疑存島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 09:27 UTC 版)

疑存島[1][2][3][4][5][6](ぎそんとう、: Phantom islands)は、一度はその存在が信じられ、有史以来のある期間(数世紀にわたる場合もある)にわたって地図海図)上にも記載されたが、後代の調査でその存在が否定され、地図上から削除された島嶼)である。


  1. ^ a b モンゴメリー・マーチン 編『ジョン・タリスの世界地図―19世紀の世界―』井上健(監訳)、同朋舎、1992年、130頁。 
  2. ^ 平岡昭利「明治期における北西ハワイ諸島への日本人の進出と主権問題」『歴史地理学』第48巻第5号、歴史地理学会、2006年、19頁、CRID 1520853834282890624ISSN 0388-7464 
  3. ^ 安藤健二 (2021年11月25日). “中ノ鳥島とは? 実在しない島を日本領に編入。海図から削除されて75年”. huffingtonpost.jp. 2023年5月28日閲覧。
  4. ^ 秋岡武次郎「太平洋上の邦領島嶼」『地理学』第6巻、1938年、102頁。 
  5. ^ 下條正男. “実事求是第38回 「乙庶第一五二号」に対する韓国側の誤解”. Web竹島問題研究所. 島根県. 2023年5月28日閲覧。
  6. ^ 長谷川亮一『地図から消えた島々: 幻の日本領と南洋探検家たち』吉川弘文館、2011年、8頁。ISBN 978-4-642-05722-6 
  7. ^ Ronan O'Connell (2022年10月5日). “地図に載った実在しない「幻の島」 領土紛争の要因にも”. nikkei.com. 2023年5月28日閲覧。
  8. ^ 加藤庸二『島の博物事典』成山堂書店、2015年6月18日、660頁。ISBN 978-4-425-91151-6 
  9. ^ 「幽霊島遂に発見されず」『時事新報』、1914年4月2日。
  10. ^ Paul Simpson-Housley (1992). Antarctica: Exploration, Perception, and Metaphor. Routledge. p. 47. ISBN 0415082250 
  11. ^ William James Mills (2003). Exploring Polar Frontiers: A Historical Encyclopedia. 2. ABC-CLIO. p. 435. ISBN 1576074226 
  12. ^ Seton, M.; Williams, S.; Zahirovic, S.; Micklethwaite, S. (9 April 2013). “Obituary: Sandy Island (1876 –2012)”. Eos, Transactions American Geophysical Union 94 (15): 141–142. https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.1002/2013EO150001 2021年5月24日閲覧。. 
  13. ^ Joel Achenbach (2013年4月4日). “Scientist unravels mystery of Coral Sea's ghostly Sandy Island”. Washington Post. 2021年5月24日閲覧。


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