ニャトーとは? わかりやすく解説

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ニャトー


ニャトーと呼ばれる木材は、多数樹種からのもので、木材組織はよく似ていますが、材質的にはかなり幅の広いものを含んでます。台湾東南アジア一帯、さらに、ニューギニアソロモン群島わたって広く分布してます。ニューギニア産のものにはペンシルシーダーという名がつけられていますが、これは米国産のエンピツビャクシン呼ばれるものとは全く関係がありません。この類の木材の材面が、日本産樹種では、マカンバなどとよく似てます。たがって、その代替材として好まれています。この類の木材中には樹種によっては、サポニン多く含んでいて、木材小さく削り、その水浸出液つくって、それを振湿すると泡が沢山出来てなかなか消えないものがあります

木材
心材の色は、褐色ないし赤褐色で、樹種によってかなり違ってます。木理交錯してます。肌目はやや精で、このことが日本産広葉樹材代替材として好まれる理由一つでしょう気乾比重は0.47から0.89にも及び、かなり軽軟なものから重硬なものまであります。耐朽性もほぼ気乾比重同じように、かなり低いものからかなり高いものまであります。P.guttaからグッタペルカ採取されます。これは、樹液かためたゴム状物質です。

用途
フタバガキ科木材のようには大量に得られないことと、木材のもつ材質が、マカンバなどに似ていることから、家具内装キャビネット建築用いられます。しかし、気乾比重の低いものは、心材の色が淡く、軽軟すぎるので、家具用材としてはあまり好まれていません。




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