Nuits de Feuとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > 映画情報 > Nuits de Feuの意味・解説 

火の夜

原題:Nuits de Feu
製作国:フランス
製作年:1937
配給:エムパイヤ商事
スタッフ
監督:Marcel L'Herbier マルセル・レルビエ
原作:Leo Nikolaevich Tolstoy レオ・N・トルストイ
原案:Leo Nikolaevich Tolstoy レオ・N・トルストイ
脚色:Marcel L'Herbier マルセル・レルビエ

T. H. Robert T・H・ロベール
台詞:Jean Sarment ジャン・サルマン
撮影:Armand Thirard アルマン・ティラール

Louis Nee ルイ・ネ
音楽:Jean Wiener ジャン・ヴィーネ

Roger Desormieres ロジェ・デゾルミエール
美術:E. Lourie 

Guy de Gastyne ギイ・ド・ガスチーヌ
セット:P. Boutie 
編集:Victor de Fast 
衣装(デザイン):Georges Annet 
スクリプター:Nitza Codolban 

Nioura Massalsky 

Mia Slavenkaya 

Duprez 

Serge Lifar 
キャスト(役名
Victor Francen ヴィクトル・フランサン (Fedor Andreiew)
Gaby Morlay ガビ・モルレ (Lisa
Georges Rigaud ジョルジュ・リゴー (Serge
Gabriel Signoret ガブリエル・シニョレ (Grigory Bobinine)
Madeleine Robinson マドレーヌ・ロバンソン (Macha
Charles Dorat シャルル・ドラ (Jeune Coupable)
Andre Nox アンドレ・ノクス (不明
Ernest Ferny  (不明
Henri Cremieux アンリ・クレミュー (不明
Genin ジェナン (不明
Sinoel シノエル (不明
Rene Bergeron ルネ・ベルジュロン (不明
Jean Toulout ジャン・トゥールー (不明
Robert Legris  (不明
Jane Lory  (不明
Odette Talazac オデット・タラザク (不明
Paule Andral ポール・アンドラル (不明
Paulette Burguet  (不明
解説
戦いの前夜」「海のつわもの」と同じくマルセル・レルビエ監督ヴィクトル・フランサン主演になる映画で、「かりそめの幸福」「泣き笑ひの人生」のガビ・モルレ共演している。レオ・N・トルストイの『生ける屍』に基づいてレルビエ自らT・H・ロベール協力して脚色し、「舞踏会の手帖」のジャン・サルマン台詞書いた助演者は本邦には初紹介二枚目ジョルジュ・リゴー筆頭に「戦いの前夜」の故ガブリエル・シニョレ、「巨人ゴーレム(1936)」「我等の仲間」のシャルル・ドラ、「赤ちゃん」のマドレーヌ・ロバンソン等で其の他アンドレ・ノクスジャン・トゥールージェナンポール・アンドラルオデット・タラザク面々出演している。撮影は「微笑む人生」「最後の戦闘機」のアルマン・ティラールルイ・ネ担当音楽は「どん底」「シュヴァリエの流行児」と同じくジャン・ヴィーネロジェ・デゾルミエール協力得て任じている。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
一九○四年、聖ペテルスブルグの冬であった。暗い灰色中空厳としてそびえ立つ裁判所の大堂では、嫉妬から愛する妻を殺した若い殺人犯公判開かれた弁護士は今巣立ったばかりの青年セルジュ・イヴァノヴィッチ、検事セルジュが兄として親み師として敬うフェドール・アンドレイエフである。法廷では激しく論争しても、私生活では肉親の様な間柄だった。傍聴席にはフェドールの美しい妻リーザの姿も見えた。彼女は幼馴染セルジュ初陣を気にして此処へ来たのであった。その席でフェドールは、ふと裁判所代理人ボビニーヌが誠しやかにセルジュリーザの間を書記に囁くのを聞いた二人信じていてもフェドールには何かそれは気懸かりだった。その夜彼は妻とセルジュ先に劇場へやって、自分シベリヤ終身刑宣告され今日殺人犯訪れた。若い犯人は「妻は男を愛していました思えば私は余計な存在だったにすぎません」と嘆くのであった遅れて劇場着いたフェドールは妻とセルジュ親しげ様子見て更に不安の念を強めたバレエ「火の夜」を見て馬車帰路についた三人は、ネバ河の畔で車を止め霧の中散歩した突如フェドールは疑惑制し切れずセルジュ捉えて激し言葉浴びせた。やがて馬車帰ったのはセルジュリーザ二人だけだった。フェドールは一人ジプシイ酒場行って密室遺書書き自殺しよう計ったが、ジプシイマーシャ止められて果たさなかった。しかし翌朝ネバ河畔にフェドールの外套リーザの手紙が発見され、やがて顔の見判けもつかぬ死体見つかった。こうしてフェドール・アンドレイエフの名は消え去ったのであるリーザ世間の噂を裏切ってセルジュとも結婚せず亡き夫の愛情をしのびながら憂き多き毎日送っていた。警察では彼女に夫殺し嫌疑をかけ、次々と現れる証人証拠の品によって殆ど有罪免れないようであったリーザ一年前死んだフェドールの愛情如何に深かったか、また自分どれほど彼を愛していたかが今更のように解るのだったその頃某国との戦い前線出動しているロシア軍中に、ピョートル・イグナトフと云う勇敢な兵士があった。彼は塹壕の中で見た新聞リーザ夫殺しの罪で裁かれている事を知った。イグナトフこそは一年前死んだ筈のフェドールだった。首都ではリーザの罪は、最後の夜三人乗せた馭者証言で殆ど決定的なものとなって検事昇進したボビニーヌが宣告しようとした時、法廷現れたのは兵士イグナトフだった。彼はあの夜追い剥ぎ襲われ所をマーシャ助けられてから今日迄の事を話した直ち告訴却下となり、再び戦線へ戻るフェドールに、リーザ心からの愛を告白し何時までも待っている云うであった



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Nuits de Feu」の関連用語

Nuits de Feuのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Nuits de Feuのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
MovieWalkerMovieWalker
(C)MovieWalker
キネマ旬報 (c)キネマ旬報社

©2024 GRAS Group, Inc.RSS