ナタリー・シュトゥッツマンとは? わかりやすく解説

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ナタリー・シュトゥッツマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/28 13:49 UTC 版)

ナタリー・シュトゥッツマン
Nathalie Stutzmann
ナタリー・シュトゥッツマン (2018年)
基本情報
生誕 (1965-05-06) 1965年5月6日(58歳)
フランスシュレンヌ
ジャンル クラシック
職業 オペラ歌手コントラルト)、指揮者

ナタリー・シュトゥッツマン(Nathalie Stutzmann, 1965年5月6日[1] - )は、フランスコントラルト歌手指揮者[2]

人物・来歴

フランスシュレンヌ生まれ[3]ソプラノ歌手だった母親の薫陶を受け、ナンシー音楽院フランス語版に進学後、パリ・オペラ座の付属学校でミシェル・セネシャルに師事した。また、1983年から1987年までハンス・ホッターの下でドイツ・リートなどを学んだ。1988年にベルテルスマン国際声楽コンクールで優勝し、コントラルト歌手及びオペラ歌手として国際的に活動を始めた。コントラルト歌手としてのレコーディングは、カトリーヌ・コラールを伴奏者に据えたシューマンの歌曲[4]ショーソンプーランクなどのフランス歌曲をはじめ、ヴィヴァルディ宗教曲など多岐にわたる。

2008年から指揮者としても活動するようになり[5]2009年には古楽系室内管弦楽団「オルフェオ55」を創設して指揮者を務めている。日本の水戸室内管弦楽団などへの客演指揮もある。

2021年10月にアトランタ交響楽団の次期音楽監督(2022年より)に就任することが発表された[6]

2022年7月,二人目の女性指揮者として2023年のバイロイト音楽祭で「タンホイザー」を指揮することが発表された[7]

出典

注釈・出典

  1. ^ ナタリー・シュトゥッツマン (コントラルト) Nathalie Stutzmann”. 小澤征爾音楽塾. 2014年6月28日閲覧。
  2. ^ Nathalie Stutzmann ≫ Site officiel” (2014年3月4日). 2014年6月28日閲覧。
  3. ^ Nathalie Stutzmann (Contralto)”. Bach Cantatas Website. 2014年6月28日閲覧。
  4. ^ コラールの没後はインゲル・ゼーデルグレンを起用。
  5. ^ ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト&指揮)”. ヒラサ・オフィス. 2014年6月28日閲覧。
  6. ^ "Nathalie Stutzmann Is Named Fifth Music Director of Atlanta Symphony Orchestra" (PDF) (Press release). Atlanta Symphony Orchestra. 13 October 2021. 2021年10月13日閲覧
  7. ^ バイロイト音楽祭記者会見 (2022年7月23日). “Heutige Pressekonferenz!” (ドイツ語). Bayreuther Festspiele. 2022年7月24日閲覧。
先代
ロバート・スパーノ
アトランタ交響楽団
音楽監督
2022年 -
次代



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