Myeongdong Cathedralとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Myeongdong Cathedralの意味・解説 

明洞聖堂

(Myeongdong Cathedral から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 15:14 UTC 版)

座標: 北緯37度33分47.7秒 東経126度59分12.6秒 / 北緯37.563250度 東経126.986833度 / 37.563250; 126.986833

明洞聖堂
各種表記
ハングル 명동성당
漢字 明洞聖堂
発音 ミョンドンソンダン
日本語読み: めいどうせいどう
ラテン文字 Myeongdong Seongdang
テンプレートを表示

明洞大聖堂(ミョンドンだいせいどう)あるいは韓国カトリックソウル大司教区司教座聖母マリア無原罪の御宿り明洞大聖堂[注釈 1]は、大韓民国ソウル特別市にあるカトリック司教座聖堂。明洞大聖堂は聖母マリア無原罪の御宿りに捧げられている。

歴史

李氏朝鮮時代、北学派のグループが留学中にカトリックと初めて接触を持ち始めたが、その後朝鮮が開国し、フランス人宣教師が到着したことで本格的に朝鮮半島における布教が進んだ。だが、当局からの弾圧を招くこととなる。明洞聖堂の建築はフランス人司祭ウジェーヌ・コスト (Eugene Coste) の計画によって進められ、1883年に用地を購入、1892年高宗臨席のもとで起工式を行った。日清戦争やコスト神父の死などの影響によって予定が遅れ、聖堂完成は1898年5月。献堂式が行われたのは同年5月29日である。当初は鐘峴聖堂という名で呼ばれていたが、1945年、日本からの独立を機に現在の「明洞聖堂」という名称に改められた。韓国のカトリック信徒にとって精神的シンボルともいえる重要な聖堂である[1][2]。1980年代の第五共和国の時代には、民主化運動の聖地となった。6月民主抗争では、デモ隊が明洞聖堂に立てこもり、教会側も彼らを積極的に支援し、民主化運動を後押しした。

建築

韓国で最初に作られたレンガ造りの教会で、ゴシック様式の建物である[3][4]

ギャラリー

脚注

注釈

  1. ^ 朝鮮語では「한국 천주교 서울 대교구 주교좌 성모 무염시잉모태 명동 대성당」(韓国天主教ソウル大教区主教座聖母無染始孕母胎明洞大聖堂)

出典

  1. ^ 명동본당”. カトリック辞典. 2023年6月25日閲覧。
  2. ^ 明洞聖堂”. SEOULnavi (2009年3月9日). 2023年6月25日閲覧。
  3. ^ ミョンドン・ソンダン(明洞聖堂)”. Visit Seoul (2020年8月12日). 2023年6月25日閲覧。
  4. ^ 서울 명동성당 (서울 明洞聖堂)”. 文化財庁国家文化遺産ポータル. 2023年6月25日閲覧。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、明洞聖堂に関するカテゴリがあります。


「Myeongdong Cathedral」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

Myeongdong Cathedralのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Myeongdong Cathedralのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの明洞聖堂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS