Mirabilis jalapaとは? わかりやすく解説

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おしろいばな (白粉花)

Mirabilis jalapa

Mirabilis jalapa

Mirabilis jalapa

Mirabilis jalapa

Mirabilis jalapa

Mirabilis jalapa

メキシコ原産です。わが国へは江戸時代渡来しました。高さは1メートルほどになり、よく分枝して卵形対生ます。7月から10月ごろ、真っ赤なトランペット形の花を咲かせます夕方から咲きだして翌朝の9時ごろには花を閉じるので、「ゆうげしょう夕化粧)」とも呼ばれます。名前は、花後にできる黒い種子をつぶすと白い粉が出ることから。太い根があり、地上部枯れても、つぎの春にはまた出てます。
オシロイバナ科オシロイバナ属の多年草で、学名は Mirabilis jalapa。英名は Marvel of Peru, Four o'clock
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ウドノキ:  独活の木
オシロイバナ:  白粉花

夕化粧

読み方:ユウゲショウ(yuugeshou)

オシロイバナ別称
オシロイバナ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Mirabilis jalapa


夕錦

読み方:ユウニシキ(yuunishiki)

オシロイバナ別称
オシロイバナ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Mirabilis jalapa


御化粧花

読み方:オケショウバナ(okeshoubana)

オシロイバナ別称
オシロイバナ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Mirabilis jalapa


御白粉花

読み方:オシロイバナ(oshiroibana)

オシロイバナ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Mirabilis jalapa


白粉


白粉花

読み方:オシロイバナ(oshiroibana), オシロイノハナ(oshiroinohana)

オシロイバナ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Mirabilis jalapa


白粉草

読み方:オシロイグサ(oshiroigusa)

オシロイバナ別称
オシロイバナ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Mirabilis jalapa


紫茉莉

読み方:ムラサキノマツリ(murasakinomatsuri)

オシロイバナ別称
オシロイバナ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Mirabilis jalapa


紫茱莉

読み方:オシロイバナ(oshiroibana)

オシロイバナ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Mirabilis jalapa


オシロイバナ

(Mirabilis jalapa から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 15:12 UTC 版)

オシロイバナ
オシロイバナ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ナデシコ目 Caryophyllales
: オシロイバナ科 Nyctaginaceae
: オシロイバナ属 Mirabilis
: オシロイバナ M. jalapa
学名
Mirabilis jalapa L.
和名
オシロイバナ
英名
marvel of Peru
four o'clock flower
ピンクと白の絞り咲き、源平咲き
黄と赤の咲き分け
種子と胚乳

オシロイバナ(白粉花、白粧花; 学名: Mirabilis jalapa)は、オシロイバナ科多年草

南アメリカ原産で、日本には江戸時代始めごろに渡来し、観賞用に栽培される。気候上一年草として扱われていたが、温暖化により宿根草として広く野生化している。

リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである[1]

特徴

発芽率が高く強壮で、踏まれたり折れたりしても維管束が断絶しなければ成長を続ける。

茎はよく枝分かれして灌木状となるが節がはっきりしていて、木質化はしない。多年草になっても全体にみずみずしい緑色をしている。

は五裂するが花弁ではなくで、雌しべと5本の雄しべがあり、基部は緑色でふくらみ、がくのように見える総苞がある。芳香がある。 色はベタレインの発現差による赤(ベタシアニン)、黄(ベタキサンチン)、白(発現無し)の三色が基本で、さらに不完全優性によるピンク(赤と白の混合)、トランスポゾン発現とその時期による源平咲き(ひとつの株にふたつの色の花が咲く)、咲き分け(ひとつの花がふたつの色に区分される)、絞り模様(筋、まだら、斑点状にふたつの色が分散する)が見られる[2]。白と黄の絞りは少ない。

咲くのは夕方4時頃で、和名としてはユウゲショウ(夕化粧)とも呼ばれるが、この名はアカバナ科のものにも使われているので注意を要する。英語ではFour o'clock、中国語では洗澡花(風呂に入る時間から)、煮飯花(夕飯の時間から)などと呼ばれる。 夜間に開き花筒が長いので口吻の長い大型の夜行性鱗翅目でなければ吸蜜は困難である。日本のオシロイバナでは主にスズメガが吸蜜し、送粉に関わっている。

花後、萼は基部を残して脱落し、総苞に包まれた果実種子を1つ含む)が黒く熟す。種子は白い粉状の胚乳を持ち、白粉花の由来となった。

いもごぼう状で、冬期に凍結しなければ翌春に芽吹いて宿根草となる。

利用

オシロイバナ属には観賞用に栽培されるもののほか、アンデス山脈周辺でいもを食用にするもの(maukaまたはchago、M. extensa)もある。

根を利尿、関節炎の生薬として処方される。また、葉は切り傷、たむしの治療に用いられる[3]。 ただし全草、特に種子や根は有害なアルカロイドトリゴネリン)を多く含むため、利用は専門職の知見に基づく必要がある。

脚注

  1. ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 177. https://www.biodiversitylibrary.org/page/358196 
  2. ^ 桑名市総合医療センター 理事長の部屋 9月 おしろい花
  3. ^ 羽根田治『新装版・野外毒本:被害実例から知る日本の危険生物』山と渓谷社 2014年、ISBN 9784635500357 p.146.

関連項目

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