名鉄名古屋本線とは? わかりやすく解説

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名鉄名古屋本線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 23:05 UTC 版)

名古屋本線(なごやほんせん)は、愛知県豊橋市豊橋駅から岐阜県岐阜市名鉄岐阜駅までを結ぶ名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線


注釈

  1. ^ 但し駅の構造上津島駅折り返し列車は少なく、佐屋駅も「津島線」の駅として扱われることも多い。
  2. ^ 例:本線豊橋駅の事故の影響で津島線が遅れる、など。
  3. ^ 2023年3月改正から2024年3月改正まで5000系での運用もごく僅かにあった
  4. ^ 2023年3月改正まで犬山経由岐阜発、2023年3月改正から2024年3月改正まで新鵜沼発。
  5. ^ 2023年3月改正まで犬山経由岐阜・新可児発。
  6. ^ 今伊勢駅石刀駅黒田駅木曽川堤駅茶所駅
  7. ^ 2009年度末に7000番台車両の運転は終了したが、ほぼ同性能で最高速度110km/hの5700系・5300系が2019年度まで残存していたためである(ただし、晩年には本線急行の定期運用からは離脱していた)。またダイヤ面では、豊橋発着の急行について近年3000番台車両の限定運用を前提に、本線東部の一部区間で余裕時分を削減している。
  8. ^ 両駅とも通過の場合を含めると、ダイヤ(列車運行図表)から読み取れる範囲では、1997年当時下りの現在の快速特急に当たる特急が矢作橋駅 - 新安城駅間を3分0秒、伊奈駅 - 国府駅間を2分25秒で走破しており、平均速度はそれぞれ116.0km/h、114.2km/hとなる。2010年現在は前者が3分05秒となり112.9km/h、後者は不変である。
  9. ^ 製作された高架化の完成予想模型においては、JR線高架橋の橋脚を挟んで単線の高架線路が2本引かれている(実際の単線区間にあるJR線の橋脚も東側にあるものは水平側の梁が省略されており、空間自体は確保されていることがうかがえる)。
  10. ^ 岐阜行きの列車については2023年3月のダイヤ改正で一宮経由に統一されている。
  11. ^ 東海道線が東海道からはずれたルートを採用したことについては、「宿場町が反対した」という説明がしばしばなされるが、実際には裏付ける根拠に乏しく、むしろ当時の技術的制約が理由である可能性が高い。当時蒸気機関車牽引列車のみであった東海道本線の最急勾配が10‰に抑制されたのに対し、当線の名電赤坂駅 - 東岡崎駅間では16.7‰ (1/60) とされた。なお、開業時期の早い知立以西では20‰である。御油宿岡崎駅鉄道と政治#鉄道忌避伝説の項目も参照のこと。
  12. ^ 鉄道省編『鉄道停車場一覧』(昭和12年10月1日現在、国立国会図書館デジタルコレクション)では9月1日開業とされているが、『官報』(1927年6月11日、同上)には6月1日の伊奈 - 吉田間営業開始の項目にて「伊奈(旣設驛)」と記され、開業時点で既に存在したことになっている。
  13. ^ 神宮前駅 - 新名古屋駅間の閉塞信号機の呼称は東西「連絡線」を表す「連xx」となっている(複々線区間は外線が「連豊xx」・内線が「連常xx」)。ちなみに平井信号場 - 神宮前駅間は豊橋線に由来する「豊xx」、名古屋駅 - 岐阜駅間は名岐線の「名xx」である。
  14. ^ この区間には戦前から日本車輌製造本社工場(1983年閉鎖)や熱田兵器廠(戦後は中京倉庫が進出)があり、神宮前駅との間に貨物専用線が存在した。
  15. ^ 神宮前駅南方に国鉄・名鉄貨物授受側線があり、そこより神宮前駅構内を経由し各社専用線へ繋がっていた[28]

出典

  1. ^ a b c d e 徳田耕一『名古屋鉄道 今昔―不死鳥「パノラマカー」の功績』交通新聞社〈交通新聞社新書〉、2017年8月、22頁。ISBN 978-4330819174 
  2. ^ 「迷駅」名鉄名古屋駅のカオス ゆえの工夫が面白い! 行先編成種別バラバラ列車たち”. 乗りものニュース. 2023年1月12日閲覧。
  3. ^ 名鉄名古屋(NH36) 路線一覧”. 乗換案内・時刻表検索. 名古屋鉄道. 2023年1月12日閲覧。
  4. ^ a b 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、159頁。 
  5. ^ 渡利正彦「岐阜駅から見た名鉄の印象」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、166頁。 
  6. ^ a b c d e f g 日本鉄道旅行地図帳 追加・訂補 7号 東海 - 鉄道フォーラム
  7. ^ 「軽便鉄道停車場名改称」『官報』1916年2月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 鉄道院監督局『鉄道免許・名古屋鉄道(元美濃電気軌道)1・明治45年~大正5年』 「52. 笠松停車場新駅使用開始届」
  9. ^ 鉄道院監督局・鉄道省監督局『鉄道免許・竹鼻鉄道(名古屋鉄道)2・大正10年~昭和4年』 「14. 共同使用停車場竣功の件」
  10. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1928年2月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. ^ a b 『官報』1930年11月13日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  12. ^ 渡利正彦「岐阜駅から見た名鉄の印象」、『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、 168頁。
  13. ^ 『名古屋鉄道百年史』 pp.743-744
  14. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1917年3月16日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  15. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1917年5月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  16. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1923年4月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  17. ^ 「地方鉄道運輸開始並営業哩程変更」『官報』1923年6月5日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  18. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1923年8月11日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  19. ^ a b 藤井建「岡崎を中心とした名鉄電車こぼれ話」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、162頁。 
  20. ^ 『名古屋鉄道百年史』 p.944
  21. ^ 『名古屋鉄道百年史』 p.946
  22. ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7号、新潮社、2008年、42頁。ISBN 978-4107900258 
  23. ^ 川島令三「<図解>日本三大都市 未完の鉄道路線 - 昭和から平成へ、東京・大阪・名古屋の未来を変える計画の真実」 - 講談社+α文庫2008年(平成20年)10月20日第1刷発行 (ISBN 406281238X / ISBN 978-4062812382)
  24. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、982頁。 
  25. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、984頁。 
  26. ^ a b c d e 清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年、268頁。ISBN 978-4802132701 
  27. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1018頁。 
  28. ^ 清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年、93頁。ISBN 978-4802132701 
  29. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1038頁。 
  30. ^ “名古屋本線 神宮前-金山間 複々線化工事が完成”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年4月7日) 
  31. ^ 名鉄西枇杷島駅の待避線が撤去される - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース、2019年12月2日
  32. ^ a b c 最混雑区間における混雑率(令和2年度)” (PDF). 国土交通省. p. 4 (2021年7月9日). 2021年8月24日閲覧。
  33. ^ 混雑率データ(令和元年度)” (PDF). 国土交通省. p. 4 (2020年11月1日). 2020年11月1日閲覧。
  34. ^ 混雑率データ(平成30年度)” (PDF). 国土交通省. p. 4 (2019年7月18日). 2019年7月20日閲覧。
  35. ^ 「都市交通年報」各年度版
  36. ^ 事業計画の見直しについて (PDF) - 知立市都市開発課 鉄道高架係、2021年11月27日閲覧。
  37. ^ 知立駅付近連続立体交差事業” (PDF). 愛知県. 2021年11月27日閲覧。
  38. ^ (仮称)都市高速鉄道名古屋鉄道名古屋本線(山崎川から天白川間連続立体交差)計画段階環境配慮書 - 名古屋市
  39. ^ 都市高速鉄道名古屋鉄道名古屋本線(桜駅から本星崎駅間連続立体交差) - 名古屋市
  40. ^ 事前評価調書(案)” (PDF). 愛知県. 2018年9月11日閲覧。
  41. ^ a b 名鉄高架化事業の都市計画事業認可取得について』(PDF)(プレスリリース)岐阜県都市整備課 鉄道高架推進係、2022年3月1日https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/288474.pdf2022年3月5日閲覧 
  42. ^ 第9次安城市総合計画 実施計画』(PDF)(レポート)安城市、37頁https://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/joreikeikaku/sogokeikaku/documents/r5jisshikeikakusyo.pdf#page=442023年12月26日閲覧 






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