Ikiruとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Ikiruの意味・解説 

生きる (映画)

(Ikiru から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 21:25 UTC 版)

生きる』(いきる)は、1952年に公開された日本映画である。監督黒澤明、主演は志村喬モノクロスタンダード、143分。東宝創立20周年記念映画。無為に日々を過ごしていた市役所の課長が、胃癌で余命幾ばくもないことを知り、己の「生きる」意味を求め、市民公園の整備に注ぐ姿が描かれている。


注釈

  1. ^ Sonderpreis des Senats von Berlin: Special Prize of the Senate of Berlin)。特別賞の名にある Senats von Berlin は、ベルリン市(州と同格の連邦構成主体である)の行政機関である[1]ベルリン#政治ドイツの地方行政区分も参照)。この機関の日本語訳には「ベルリン市参事会」「ベルリン参事会」「ベルリン州政府」等があり、この賞の名称の日本語訳にも揺れがある。
  2. ^ 日本では「銀熊賞」を受賞したとされることがあるが誤り[2]
  3. ^ あだ名は小田切とよが同僚に付けたもの。以下同じ。
  4. ^ 作中のセリフに基づく。脚本段階での坂井のあだ名は「にわとり」。
  5. ^ 国立映画アーカイブでは登山・安雙の役柄を「焼香の客」としているが誤り。

出典

  1. ^ 欧州諸都市の国際業務と執行体制等について” (pdf). 自治体国際化協会ロンドン事務所 (2014年2月). 2019年12月29日閲覧。
  2. ^ 山本英司「徒然映画日記 考えるネコ」第61回「生きる」
  3. ^ 生きる - 国立映画アーカイブ
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『生きる』台本(02) - 龍谷大学古典籍デジタルアーカイブ研究センター「黒澤明デジタルアーカイブ」
  5. ^ 都築政昭『黒澤明と『生きる』 ドキュメント・心に響く人間の尊厳』朝日ソノラマ、2003年2月、211-213頁。ISBN 9784257036708 
  6. ^ 藤川黎一『黒澤明vs.本木荘二郎 それは春の日の花と輝く』論創社、2012年4月、240頁。ISBN 9784846011321 
  7. ^ 研究会 2004, p. 36.
  8. ^ 橋本 2006, p. 81.
  9. ^ 橋本 2006, pp. 90–91.
  10. ^ 浜野保樹「解説・世界のクロサワと挫折―『生きる』」(大系2 2009, pp. 674–677)
  11. ^ 橋本 2006, p. 101.
  12. ^ a b 浜野保樹「黒澤明 関連年表」『大系黒澤明』第4巻、講談社、2009年4月、812頁、ISBN 9784062155786 
  13. ^ a b c d 「製作メモランダ」『全集黒澤明』第3巻、岩波書店、1988年1月、370頁、ISBN 9784000913232 
  14. ^ a b 丹野 1998, pp. 50–51.
  15. ^ 丹野 1998, p. 47.
  16. ^ 堀川 2000, p. 156.
  17. ^ 都築政昭『日本映画の黄金時代』小学館、1995年7月、498頁。ISBN 9784093871396 
  18. ^ 野上照代『天気待ち 監督・黒澤明とともに』文春文庫、2004年3月、56頁。ISBN 9784167679019 
  19. ^ 堀川 2000, pp. 60–62.
  20. ^ 研究会 2004, pp. 15–16.
  21. ^ a b PROGRAMME 1954” (ドイツ語). berlinale. 2020年8月20日閲覧。
  22. ^ a b c ガルブレイス4世 2015, pp. 216–217.
  23. ^ Scott, McGee. “IKIRU” (英語). Turner Classic Movies. 2020年8月20日閲覧。
  24. ^ IKIRU (1952)”. Rotten Tomatoes. 2020年8月20日閲覧。
  25. ^ a b ガルブレイス4世 2015, pp. 219–220.
  26. ^ All-Time 100 Best Movies by Time Magazine” (英語). Filmsite.org. 2020年3月2日閲覧。
  27. ^ Review:Ikiru (1952)”. rogerebert.com. 2020年8月20日閲覧。
  28. ^ Film in 1960” (英語). BAFTA Awards. 2020年8月20日閲覧。
  29. ^ 85回史 2012, p. 96.
  30. ^ 毎日映画コンクール 第7回(1952年)”. 毎日新聞. 2020年8月20日閲覧。
  31. ^ 日本映画技術賞 受賞一覧”. 日本映画テレビ技術協会. 2015年5月31日閲覧。
  32. ^ 文化庁芸術祭賞受賞一覧 昭和22年度(第2回)~昭和30年度(第10回)” (PDF). 文化庁. 2020年8月21日閲覧。
  33. ^ キネマ旬報日本映画60年を代表する最高作品ベストテン”. 2020年8月21日閲覧。
  34. ^ 85回史 2012, p. 588.
  35. ^ 「オールタイム・ベスト 映画遺産200」全ランキング公開”. キネマ旬報映画データベース. 2009年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月2日閲覧。
  36. ^ The Greatest Films of All Time… in 1962” (英語). BFI. 2020年8月21日閲覧。
  37. ^ Sight and Sound Poll 1972: Critics” (英語). 2009年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月21日閲覧。
  38. ^ 英エンパイア誌の「史上最高の外国語映画100本」 第1位に「七人の侍」”. 映画.com. 2020年3月2日閲覧。
  39. ^ 英BBCが選ぶ史上最高の外国語映画1位に「七人の侍」”. 映画.com. 2020年3月2日閲覧。
  40. ^ THE 1,000 GREATEST FILMS (FULL LIST)” (英語). TSPDT. 2020年8月21日閲覧。
  41. ^ Top Rated Movies” (英語). IMDb. 2020年8月21日閲覧。
  42. ^ 平和大橋・西平和大橋の欄干について”. 広島市. 2020年8月21日閲覧。
  43. ^ 黒沢「生きる」リメイク上映 カズオ・イシグロ脚本 ベネチア映画祭『読売新聞』朝刊2022年9月2日(社会面)
  44. ^ Living 2022 インターネット・ムービー・データベース(2022年9月4日閲覧)
  45. ^ シネマトゥデイ (2003年3月27日). “T・ハンクス、ハリウッドリメイク『生きる』へ出演?”. 2009年7月23日閲覧。
  46. ^ シネマトゥデイ (2004年9月15日). “ジム・シェリダン、『生きる』リメイクへ”. 2009年7月23日閲覧。
  47. ^ ZAKZAK (2004年9月13日). “黒澤「生きる」ハリウッド版リメーク”. 2009年7月23日閲覧。
  48. ^ 黒澤明 没後20年記念作品 ダイワハウス presents ミュージカル「生きる」 TBS赤坂ACTシアター
  49. ^ 黒澤映画「生きる」ミュージカル化、市村正親・鹿賀丈史がWキャスト主演 ステージ・ナタリー
  50. ^ 市村正親、鹿賀丈史主演ミュージカル『生きる』再演が開幕!今だからこそ響く“どんな時でも生き抜く力” エンタ・ステージ(2020年10月12日)
  51. ^ 今秋9月上演 ミュージカル『生きる』メインビジュアル&チケット・公演情報・イベントスケジュール解禁!【出演:市村正親/鹿賀丈史 演出:宮本亞門】” (2023年4月20日). 2024年2月29日閲覧。


「生きる (映画)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Ikiru」の関連用語

Ikiruのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Ikiruのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの生きる (映画) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS