Gray' Stephenとは? わかりやすく解説

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グレイ (Gray, Stephen)

グレイという人は

イギリス 1670~1736

導体絶縁体発見

イギリス・カンタベリーの染物屋生まれ家業を継ぐが、王室天文官知り合い天文観測をするようになる。 その観測評価されケンブリッジトリニティ・カレッジ観測所1年ほど天文観測をし、1711年ロンドンのチャーターハウス(慈善施設一種)に寄宿人として入る。

グレイの主な経歴

1729年偶然に導体絶縁体発見するガラス管ホコリ入らないようにコルクで栓をしたところ、コルク羽毛吸い寄せた。 コルク栓象牙球をつけた木の棒刺し象牙球を羽毛近づけるとこれがまた吸い寄せた。 木の棒麻紐にかえて実験したところ、垂直方向では300フィートまで電気伝達できることを確認した平方向の伝達距離を調べるため、麻紐を木の巻きつけたところ球の吸引作用消失した。 木のから絹糸麻紐を吊ったところ300フィート近くまで伝達した絹糸かわりに針金用いたところ球の吸引作用消失した

これらの実験から、電気とは物体移動伴わないでA点からB点へ移動することができる、目には見えない流体であるということ、 また物体には樹脂、絹、ガラスのように電気作り出し保持できる物質と、金属湿った糸のように電気作り出すことは出来ないが、電気を流すことが出来物質があるとした。

デサグリアスはこれをうけて、電気作り出し保持できる物質電気的物質電気を流すことが出来物質を非電気的物質呼んだ。 グレイのいう電気的物質は今では絶縁体呼ばれるが、語源ラテン語の”島”をあらわすinsulatorからきている。 静電気という言葉もここで生まれた

グレイの人体伝導性実験

グレイの人体伝導性実験

スティーブン・グレイ

1731年1732年2年連続コプリ・メダル受賞している。




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