Grand-Bassamとは? わかりやすく解説

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グラン‐バッサム【Grand-Bassam】


グラン・バッサム

(Grand-Bassam から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/11 07:14 UTC 版)

グラン・バッサム
Grand-Bassam
位置
グラン・バッサム
グラン・バッサム (コートジボワール)
グラン・バッサム
グラン・バッサム (アフリカ)
座標 : 北緯5度12分 西経3度44分 / 北緯5.200度 西経3.733度 / 5.200; -3.733
行政
コートジボワール
 地方 コモエ地方
  南コモエ州
 市 グラン・バッサム
その他
等時帯 グリニッジ標準時 (UTC+0)

グラン・バッサム(フランス語:Grand-Bassam)は、コートジボワール南東部のコモエ地方南部の南コモエ州の都市。かつての首都であり今も実質的に首都として機能しているアビジャンから東へ50km離れた[要出典]ギニア湾岸にある。1893年から 1896年まで[要出典]フランス象牙海岸植民地フランス語版の首都であったが、黄熱病の流行により首都はバンジェルヴィルフランス語版へと遷都された。

グラン・バッサムはエブリエ潟フランス語版を挟んで、南のアンシャン・バッサム(Ancien Bassam、古バッサム)と北のヌーヴォ・バッサム(Nouveau Bassam、新バッサム)とに分かれている。南側のアンシャン・バッサムはギニア湾に面し、フランス人植民者が建てた街である。現在も植民地時代の建物が残っている。ヌーヴォ・バッサム(新バッサム)はアンシャン・バッサムとはで連絡しており、現在の街の中心はこちらである。2014年の人口は約8.4万人。

グラン・バッサムはコモエ川フランス語版の河口にあり、一帯のマングローブチンパンジーショウハナジログエノン英語版スーティーマンガベイ英語版などの霊長類の生息地で、様々な軟体動物魚類甲殻類の生育場でもある。また、付近の森林、沼地と海岸のサバナゾウカワウソ爬虫類ヒョウクロコダイル類およびアフリカヘビウ英語版アフリカトラフサギウオクイフクロウ英語版オニアオサギ英語版などの多くの鳥類の生息地である。一帯は2005年にラムサール条約登録地となった。ホテイアオイオオサンショウモなどの外来種の侵入およびの採掘、天然資源の過剰開発、石油の発見などは現地の自然環境にとって脅威となっている[1]

脚注

  1. ^ Grand Bassam | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2005年10月18日). 2023年4月11日閲覧。

関連項目

外部リンク

座標: 北緯5度12分 西経3度44分 / 北緯5.200度 西経3.733度 / 5.200; -3.733



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