ストロング
アメリカ合衆国の作曲家。ストロングには同姓同名の父親がいる。こちらは弁護士で音楽は趣味としていた。しかし、ニューヨーク教会音楽協会を創立し、ニューヨーク・フィルハーモニック協会の会長も務めたほどの人物で、そのおかげで演奏会を通じて様々な音楽にふれることができた。ストロング自身はオーボエを学び、ライプツィヒで対位法や管弦楽法、ホルンの個人指導を受けた。その後、ワイマールでリストの師弟と交流をもった。この頃に作曲した《交響詩 ウンディーネ》はリストに捧げられている。さらに、ヴィースバーデンにも足をのばし、マクダウェルと出会っている。マクダウェルとの交友関係は長く続き、マクダウェルはアメリカに帰国するとストロングの作品の紹介に努めた。また、ストロングに帰国をすすめ、ニューイングランド音楽院の音楽理論の教師の職を見つけたのもマクダウェルである。しかし、間もなくストロングは再び渡欧し、スイスに落ち着いた。
「George Templeton Strong」の例文・使い方・用例・文例
- George Templeton Strongのページへのリンク