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経津主神

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/14 18:26 UTC 版)

経津主神(ふつぬしのかみ、旧字体經津主󠄁神󠄀)は日本神話に登場するである。『日本書紀』のみに登場し、『古事記』には登場しない。別名はイワイヌシイハヒヌシ)で、斎主神または伊波比主神と表記される。『出雲国風土記』や『出雲国造神賀詞』では布都怒志命(ふつぬしのみこと、布都努志命とも)、『肥前国風土記』では物部経津主之神(もののべのふつぬしのかみ)として登場する。『常陸国風土記』に出てくる普都大神(ふつのおおかみ)とも同視される。


注釈

  1. ^ 鹿島神宮社務所編輯の「新鹿島神宮誌」によれば、「フツ」は「フル(震)」と同義であり、天にて震いて「建御雷」、地にて震い萌え出ずる春の草木、その洗練された象徴が「逆しまに立つ剣の形」であり、神武天皇以下、悪霊におかされて死にたるごとく伏したるを恢復させ、奮い立たせるのもフルすなわちフツノミタマの力であるという。
  2. ^ または佐士布都神(さじふつのかみ)、甕布都神(みかふつのかみ)(『古事記』の中つ巻に拠る)の

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