経津主神
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経津主神(ふつぬしのかみ、旧字体:經津主󠄁神󠄀)は日本神話に登場する神である。『日本書紀』のみに登場し、『古事記』には登場しない。別名はイワイヌシ(イハヒヌシ)で、斎主神または伊波比主神と表記される。『出雲国風土記』や『出雲国造神賀詞』では布都怒志命(ふつぬしのみこと、布都努志命とも)、『肥前国風土記』では物部経津主之神(もののべのふつぬしのかみ)として登場する。『常陸国風土記』に出てくる普都大神(ふつのおおかみ)とも同視される。
注釈
出典
- ^ 経済雑誌社 1898, p. 589, §釈日本紀 巻第六 述義二.
- ^ 黒板 1943, p. 33, §伊弉冉尊の崩御.
- ^ 黒板 1943, pp. 39–40, §伊弉諾尊軻遇突智を斬り給ふ.
- ^ 黒板 1943, pp. 93, §経津主神武甕槌神を中州に降す.
- ^ 塙保己一 編「古語拾遺一巻」『群書類従 第十六輯』経済雑誌社、1901年、4頁。doi:10.11501/1879557 。
- ^ 経済雑誌社 1898, p. 187, §先代旧事本紀 巻第一 陰陽本紀.
- ^ 瀧音 2012, pp. 7–9.
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