M35火炎放射器
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:48 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動正式名称 | M35火炎放射器 |
総燃料 | 11.8リットル |
重量 | 35.8kg |
燃料 | 混合燃料(ガソリン・タール) |
射距離 | 25-30m |
製造国 | ![]() |
M35火炎放射器(M35かえんほうしゃき、ドイツ語: Flammenwerfer 35)は、1930年にナチス・ドイツで開発された携帯型火炎放射器である。
開発経緯
第一次世界大戦中の1918年に開発された「ヴィクス型火炎放射器」の改良型として研究され、1930年にナチス・ドイツの標準火炎放射器として開発された物である。構造は燃料タンクと、それらを噴射させる圧縮窒素ガスタンクが単一のボンベに収められ、外見は縦長円筒形の燃料タンクの両側に噴射用のシリンダーが装着されている。点火方式は噴射ノズル部分から噴出する窒素ガスに水素ガスを点火させた炎で着火させる方法で、噴射および点火は全て噴射用の引き鉄部分で行う事ができる。
性能としては、1秒間放射したとして約10-15回(放射距離により差あり)ほど使用することが可能で、射距離は約25-30m。タンク部分を含む総重量は35.8kgとされ、燃料タンクには11.8リットルの燃料を充填することができる。
M35火炎放射器はその後、ナチス・ドイツで制式採用されると、第二次世界大戦では緒戦で頻繁に使用された。しかし、他国の火炎放射器に比べて35.8kgという重量は、一兵士が携帯するにはあまりに重く、後継のM40火炎放射器の開発とともに1941年には生産が打ち切られている。
外部リンク
- Die Flammenwerfer der Wehrmacht(ドイツ語) - flammenwerfer35-46実物画像有り。
「Flammenwerfer 35」の例文・使い方・用例・文例
- 今日,気温は摂氏35度まで上がった
- N北緯35度15分
- 彼は35歳だと言うが,恐らく50歳近いだろう
- 北緯35度40分
- 金の相場は今1オンス350ドルだ
- この車は1日35ドルで貸している
- キャナリー通り35番地の家
- 昨夜の事故で今年の総計は35になる
- その古い家は去年35万ドルで売れた
- 70掛ける5は350
- 気温は35度に跳ね上がった
- 飛行機の墜落で350名の命が奪われた
- 先生は30から35歳だと思う
- この飛行機は高度35,000フィートで航行いたします
- 350円です。こちらのポストに出せますよ。
- 350メートルの高さにある展望台にはガラスでできた床があります。
- 残念なことに、先週依頼されたBX350 自転車のライトの仕様を変更するのに苦戦していることを報告しなければなりません。
- 35~45 歳の参加者50 名のフォーカスグループに、14 日間分のGlow Whiteの試供品を渡します。
- Bryce Rollins の回顧展が、6 月17 日から9 月15 日までSchulz美術館にて、同美術館の35 周年を祝って行われる。
- 登録するには、(352) 112-3944 までお電話をいただくか、コミュニティーセンターのウェブサイトから登録用紙をダウンロードして、Addo通り948 番地、Mephisto、AZ85002 まで郵送してください。
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