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バイエル【Ferdinand Beyer】

読み方:ばいえる

[一][1803〜1863]ドイツ作曲家ピアノ小曲多く作った

[二]Beyer[一]作った初心者向けのピアノ教則本日本での普及は、明治13年(1880)にお雇い外国人である米国メーソンピアノ教育導入したのが始まり


バイエル

【英】:Beyer, Ferdinand
[ドイツ]  1803~1863

2007年8月 執筆者: 宮本 優美

ドイツ作曲家ピアニストピアノ曲のほかに室内楽曲等も作曲したが、今日では《ピアノ奏法入門書 Vorschule im Klavierspiel Op. 101》が「バイエルピアノ教則本」として知られるのみである。

ピアノ独奏曲

ピアノ合奏


フェルディナント・バイエル

(FerdinandBeyer から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 01:25 UTC 版)

フェルディナント・バイエル(Ferdinand Beyer, 1806年7月25日 - 1863年5月14日)は、ドイツ作曲家ピアニスト。1850年頃に著した『ピアノ奏法入門書』(いわゆる『バイエルピアノ教本』)は、ピアノを学ぶ者に最適な入門書として日本で長く親しまれている。


注釈

  1. ^ 1855年、マインツ・ショット社発行。ヘルマン・ゴチェフスキ「バイエルって誰?」『ムジカノーヴァ』(第37巻第9号)2006年、p.63にも掲載されている。
  2. ^ それらは、バイエル以外の人によって作曲されたとも推定されている。
  3. ^ ヘルマン・ゴチェフスキ「バイエルって誰?」『ムジカノーヴァ』(第37巻第9号)2006年、p.65 注4に抄訳あり。

出典

  1. ^ 安田, 2012
  2. ^ a b Isaac, Nagao(長尾愛作) (2001), “Ferdinand Beyer”, in edited by Stanley Sadie; executive editor, John Tyrrell, The New Grove dictionary of music and musicians, 3 (2nd ed.), London: Macmillan Publishers, p. 500 .
  3. ^ a b c 『新音楽事典 人名編』音楽の友社, 1982年, p.402
  4. ^ a b c d ヘルマン・ゴチェフスキ「バイエルって誰?」『ムジカノーヴァ』(第37巻第9号)2006年、pp.62-65
  5. ^ アドルフ・ルータルトの書籍(Adolf Ruthardt: Eschmanns Wefweister durch die Klavier-Literatur, 6. Aufl., Leipizig etc.: Gebr.Hug & Co., 1905, S. 335.)より。
  6. ^ 安田, 2012, 第4章
  7. ^ a b c 安田寛「『バイエル』はなぜ日本に来たか?」『ムジカノーヴァ』(第37巻第9号)2006年、pp.59~62
  8. ^ a b c 安田寛・多田純一・長尾智絵「バイエル教則本初版本の研究 (PDF) 」『奈良教育大学紀要 第58巻 第1号(人文・社会)』2009年, pp.121-126
  9. ^ 安田, 2012, 第10章
  10. ^ 「標準バイエル」と「全訳バイエル」はどうちがう!? 全音編集ブログ、2016年4月14日
  11. ^ 安田、2012、第13章


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