セラミド
細胞膜を構成するスフィンゴ脂質の前駆体となる重要な分子で、小胞体でセリンと脂肪酸が縮合してスフィンゴシンが合成され、さらに脂肪酸が結合してセラミドとなる。セラミドとオリゴ糖が結合するとグリコセレブロシドとなり、ホスファチジルコリンと結合するとスフィンゴミエリンができる。
小胞体
英訳・(英)同義/類義語:endoplasmic reticulum, ER
二重膜がヒダ上に重なってできた膜性の細胞小器官で、膜タンパク質を合成するリボソームが結合した粗面小胞体と、膜合成が行われる滑面小胞体に見かけ上分類できる。膜タンパクの合成の場であり、小胞体の膜を通過して、膜や外部に輸送されるタンパク質が合成され、さらにゴルジ体などに輸送される間に糖鎖修飾などが行われる。
滑面小胞体
英訳・(英)同義/類義語:smooth endoplasmic reticulum, smooth ER, Endoplasmic reticulum (ER), smooth
細胞内小器官である小胞体のうち、表面にリボソームが結合せず滑らかに見える領域。
移行型小胞体
細胞内小器官の小胞体のうち、滑面小胞体と粗面小胞体が混在した領域で、ゴルジ体への輸送小胞が出芽する領域。
細胞名や細胞内の構造オルガネラに関連する用語: | 小形細胞 小胞 小胞体-ゴルジ中間区画 小胞体 小胞子 幹細胞 微小管形成中心 |
小胞体
- Endoplasmic reticulumのページへのリンク