DVDハイパーマルチドライブ

デジタル大辞泉

ディーブイディー‐ハイパーマルチドライブ【DVDハイパーマルチドライブ】

読み方：でぃーぶいでぃーはいぱーまるちどらいぶ

《DVD hyper multi-drive》DVDドライブの一。記憶媒体としてDVDを用い、DVD-ROMの読み出しのほか、DVD-RW、DVD-RAM、DVD+RW、およびDVD-R、DVD+Rの2層記録の読み出しと書き込みが可能。パソコンに内蔵するものと、外部に接続して利用するものがある。ハイパーマルチドライブ。→DVDドライブ →DVDマルチドライブ →DVDスーパーマルチドライブ

IT用語辞典バイナリ

DVDハイパーマルチドライブ

読み方：ディーブイディーハイパーマルチドライブ
別名：ハイパーマルチドライブ
【英】DVD hyper multi drive, hyper multi drive

DVDハイパーマルチドライブとは、DVDドライブのうち、書き込み可能なDVDの規格であるDVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW、DVD-RAM、DVD-R DL（dual layer）、DVD+R DL（dual layer）の規格に対応したDVDドライブのことである。

DVDハイパーマルチドライブは、DVDスーパーマルチドライブに片面2層記録方式への対応を追加したことで、書き込み型DVDの全ての規格への対応を実現している。DVD-ROMの読み込みやCD-ROMの読み込み、CD-R、CD-RWへの書き込みにも対応している。

DVDハイパーマルチドライブとDVDスーパーマルチドライブとの違いは、DVD-RとDVD+Rが2層記録に対応しているか、それとも単層記録にのみ対応しているかという点にある。そのため、単層記録と2層記録を区別せずに、DVDハイパーマルチドライブの性能を持つ機器をDVDスーパーマルチドライブの呼び名で扱っている場合も多い。

DVDの上位規格であるBlu-ray Discを扱うブルーレイドライブでは、多くの場合、DVDハイパーマルチドライブと同じく複数のDVD規格の書き込みを行うことができる。

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