クリプトコリネ
(Cryptocoryne から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 05:29 UTC 版)
クリプトコリネ(Cryptocoryne Fisch. ex Wydl.)はインド、東南アジア全域、パプアニューギニア原産のサトイモ科水生植物であり、英名はCryptocoryne(クリプトコリネ)である。ロゼット型に広がる草体を持ち、葉の形、大きさは様々である。葉の大きさは、小さな種は数センチほどだが、大きな種は数十センチを超える。年に数回、独特の形の花を咲かせる。サトイモ科の花は仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた独特の花を咲かせるが、クリプトコリネの花はその中でも特に変わった形をしていて、種によって大きく異なる。広範囲の様々な環境に生息し、上流域の清流から下流域の汽水、湿地から川の中と棲み処の幅は広い。雨季と乾季の水位差が激しい地域に住むものも多く、多くの種類は環境により水中葉と水上葉を切り替えて生育する。
- 1 クリプトコリネとは
- 2 クリプトコリネの概要
- 3 クリプトコリネの仲間
- 4 参考文献
- Cryptocoryneのページへのリンク