列指向データベース管理システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/30 14:44 UTC 版)
列指向データベース管理システムは、データベース管理システム (DBMS) の内部構造において、列のデータをひとまとまりにして取り出すときに効率的であるように設計されたものである。これはデータウェアハウスや図書館のカタログのように、大量の類似のデータ項目に対し集計が行われるものに対して有用である。[1]このアプローチはvalue-basedなストレージ構造を使用する行指向データベースや相関データベースと対比される。
- ^ C-Store: A column-oriented DBMS, Stonebraker et al., Proceedings of the 31st VLDB Conference, Trondheim, Norway, 2005
- ^ Brighthouse: an analytic data warehouse for ad-hoc queries, Slezak et al., Proceedings of the 34th VLDB Conference, Auckland, New Zealand, 2008
- ^ “SAPが語るインメモリ--HANAとOracleの違いとは” (日本語). ZDNet Japan (2015年6月15日). 2019年10月10日閲覧。
- ^ “【Oracle Database 12c 】オラクルのインメモリを3つのポイントから理解する”. www.oracle.com. 2019年10月10日閲覧。
- ^ “インメモリデータベース、カラム型データベースは使い物になるのか? インメモリとカラム型データベースの可能性を調べる(その1)” (日本語). www.publickey1.jp. 2019年10月10日閲覧。
- ^ Dremel: Interactive Analysis of Web-Scale Datasets, Melnik, et al., Proceedings of the 36th Int'l Conf on Very Large Data Bases, 2010, pp. 330-339
- 1 列指向データベース管理システムとは
- 2 列指向データベース管理システムの概要
- 3 NoSQLのカラム指向データモデルとの差異
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