ナンバンハイミルとは? わかりやすく解説

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ナンバンハイミル Codium arabicum Kützing

ミル目 ミル科 (Codiales Codiaceae)
ナンバンハイミル 生態写真
低潮線付近から潮下帯岩上
分   布
北海道南部本州四国九州南西諸島
タイプ産地
El Tor, Egypte, Red Sea.
ナンバンハイミル 小嚢拡大写真2
小嚢拡大写真2)

からだは不規則な円形から楕円形で,岩盤を覆うように張り付く扁平盤状体。生長するしたがい,からだの表面には波打つような大きなシワが入る。からだの裏全体で岩に固着している。小嚢長さ5001000μm程度棍棒状をしており,小嚢先端部の細胞壁はやや厚くなるが,そこに特別な構造見られない生体濃緑色暗緑色黒みがかっている。種小名「arabicum」は「アラビアの」の意味

同様に岩面を這うハイミルと良く似ているが,ハイミルの小嚢先端部には蜂の巣状の穴がみられ,また,海中はしばし蛍光発している。近年の研究により,盤状のミル細分化されたため,このナンバンハイミルも検討し直す必要がある

直径:3~15cm

ナンバンハイミル 生標本写真
(生標本写真)
ナンバンハイミル 小嚢写真
小嚢写真)

ナンバンハイミル 小嚢拡大写真
小嚢拡大写真)





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