やまほたるぶくろ (山蛍袋)
●わが国の本州、東北地方南部から近畿地方の東部にかけて分布しています。日当たりの良い山地や林縁に生え、高さは40~80センチになります。6月から8月ごろ、紅紫色や白色の大きな釣鐘形の花を咲かせます。「ほたるぶくろ」に比べて、紅色が濃いようです。萼片の湾入部に反り返った付属体がないことが特徴です。
●キキョウ科ホタルブクロ属の多年草で、学名は Campanula punctatavar. hondoensis。英名は Chinese rampion。
しろばなやまほたるぶくろ (白花山蛍袋)
●東北地方南部から近畿地方の東部にかけて分布している「ヤマホタルブクロ」の白花品種です。山地帯から亜高山帯の日当たりの良い山地や林縁に生えます。6月から8月ごろ、白色の大きな釣鐘形の花を咲かせます。
●キキョウ科ホタルブクロ属の多年草で、学名は Campanula punctatavar. hondoensis f. albiflora。英名は Chinese rampion。
ほたるぶくろ (蛍袋)
●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。丘陵や山地に生え、高さは30~80センチになります。根生葉には翼のある長い柄があり、茎葉は互生します。6月から7月ごろ、白色または淡紫色で、内面に紫色の斑がある鐘状の花を下向きに咲かせます。萼片のあいだに反り返る三角形の副萼片があることが特徴です。名前の由来は、この花にホタルを入れて提げたことからとか、提灯(火垂る袋)に似ているからとかいろいろです。
●キキョウ科ホタルブクロ属の多年草で、学名は Campanula punctata。英名は Chinese rampion。
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