CatalogZoneBase.CatalogParts プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

CatalogZoneBase.CatalogParts プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

CatalogZoneBase ゾーンに含まれるすべての CatalogPart コントロールのコレクションを取得します。

名前空間: System.Web.UI.WebControls.WebParts
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public ReadOnly Property
 CatalogParts As CatalogPartCollection

Visual Basic (使用法)

Dim instance As CatalogZoneBase
Dim value As CatalogPartCollection

value = instance.CatalogParts

C#

public CatalogPartCollection CatalogParts { get;
 }

C++

public:
property CatalogPartCollection^ CatalogParts {
    CatalogPartCollection^ get ();
}

J#

/** @property */
public CatalogPartCollection get_CatalogParts ()

JScript

public function get CatalogParts
 () : CatalogPartCollection

プロパティ値
ゾーン内の個別の CatalogPart コントロールすべてを含む CatalogPartCollection。

例外

例外の種類	条件
InvalidOperationException	コレクションに追加される CatalogPart の ID プロパティに値が割り当てられていませんでした。

解説

CatalogParts プロパティは、ゾーン内のすべての CatalogPart コントロールのコレクションへの参照を提供します。これは、Web パーツ コントロール セットで提供される CatalogPart コントロールと、ゾーンに追加される任意のカスタム CatalogPart コントロールの両方を参照します。

コレクションは、当初、別のメソッドが CatalogParts プロパティにアクセスし、そのプロパティが CreateCatalogParts メソッドを呼び出すときに作成されます。

メモ
CreateCatalogParts メソッドの実装で CatalogPart コントロールのコレクションに追加される CatalogPart の ID プロパティには値を割り当てておく必要があります。これを行わないと、コレクションを CatalogParts プロパティに代入したときに例外がスローされます。

使用例

CatalogParts プロパティへのプログラムによるアクセス方法を次のコード例に示します。例の実行に必要なコード全体については、CatalogZoneBase クラスの概要で「例」を参照してください。

CatalogParts プロパティにアクセスし、コレクションを反復処理し、ゾーン内のすべての CatalogPart コントロールの ID を一覧表示する方法を次の例に示します。

Visual Basic

Protected Sub Button2_Click(ByVal
 sender As Object, _
  ByVal e As EventArgs)
  Label1.Text = "<h3>CatalogPart List</h3>"
  Dim part As CatalogPart
  For Each part In CatalogZone1.CatalogParts
    Label1.Text += part.ID + "<br />"
  Next part

End Sub

C#

protected void Button2_Click(object sender,
 EventArgs e)
{
  Label1.Text = "<h3>CatalogPart List</h3>";
  foreach(CatalogPart part in CatalogZone1.CatalogParts)
  {
    Label1.Text += part.ID + "<br />";
  }
}

ブラウザでページを読み込む場合、ドロップダウン リスト コントロールの [カタログ] を選択して、カタログ表示モードに切り替えることができます。カタログが表示されたら、[List CatalogParts] ボタンをクリックして、CatalogParts プロパティにアクセスできることを確認できます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
CatalogZoneBase クラス
CatalogZoneBase メンバ
System.Web.UI.WebControls.WebParts 名前空間
CatalogPartCollection クラス
その他の技術情報
ASP.NET Web パーツ ページ