抗凝固剤
【概要】 血液は体外に出すと液体がゲル状に変わる。これが血液凝固で止血反応である。このステップのどこかを止める薬があれば血液は凝固しない。血液検査の目的によって、凝固させない場合は適切な抗凝固剤を選ぶ。
【詳しく】 白血球の数やリンパ球の百分率を出す場合はEDTA-2Naという抗凝固剤を使う。CD4数などリンパ球のサブセットを調べる場合はヘパリンでもEDTAでもよい。輸血用血液の採血ではクエン酸ナトリウムを含む液(ACD、CPDなど)を使う。PCR検査にはヘパリンは反応を邪魔して偽陰性になるので使わない。
《参照》 CD4

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