対弾道ミサイル・システム制限条約(ABM条約、Anti-Ballistic Missile Treaty)
【弾道弾迎撃ミサイル制限条約】(だんどうだんげいげきみさいるせいげんじょうやく)
Anti-Ballistic Missile Treaty
1972年5月に米ソ間で締結された軍備制限条約。
「ABM条約」とも呼ばれる。
この条約では、弾道ミサイルを迎撃するミサイルの配備基地を首都とミサイル基地一つの2箇所に限定することが取り決められた。
その後、1990年代から弾道ミサイルの開発が中小国でも進められるようになり、アメリカはそれに対抗するためにミサイル防衛の研究を推進した。
この行動が本条約に違反するとしてロシアはこれを批判した。
しかし、アメリカはミサイル防衛を推進することに決定し、ABM条約を2002年6月13日に脱退したため、事実上無効化した。
弾道弾迎撃ミサイル制限条約
(Anti-Ballistic Missile Treaty から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 09:08 UTC 版)
弾道弾迎撃ミサイル制限条約(だんどうだんげいげきミサイルせいげんじょうやく、Anti-Ballistic Missile Treaty)は、1972年に締結されたアメリカとソ連の間の軍備制限条約。弾道弾迎撃ミサイルの配備を制限した条約である。ABM条約とも。
- 1 弾道弾迎撃ミサイル制限条約とは
- 2 弾道弾迎撃ミサイル制限条約の概要
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