アイバルとは? わかりやすく解説

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アイバル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/10 01:41 UTC 版)

アイバル発音記号: [ˈvɑːr]; マケドニア語: aјвар; セルビア語キリル・アルファベット: ajвар; : Ajvar[注釈 1]は、主に赤パプリカと植物油から作る調味料の一種である。他にニンニクナス唐辛子等が含まれることもある。アイバルはバルカン諸国[注釈 2]の食文化で用いられる。セルビアでは古くから「セルビアのサラダ」[1][2]や「セルビアの野菜キャビア」[3][4][5][6]と呼ばれてきた。第二次世界大戦後には旧ユーゴスラビア全域で人気のある副菜となり、現在は東南ヨーロッパ全体でよく食べられている。


注釈

  1. ^ 他のバルカン諸国語の表記は次のとおり。ブルガリア語: aйвар / ayvarアルバニア語: ajvariボスニア語: ajvar / hajvar
  2. ^ バルカン諸国とはアルバニアボスニアブルガリアクロアチアマケドニアモンテネグロセルビアスロヴェニア(特にコチェーヴィエ)を数える。

出典

  1. ^ Slabey 1949, p. 338.
  2. ^ a b Edwards 1954, p. 79.
  3. ^ Wechsberg 1960, p. 164.
  4. ^ Barer-Stein 1979, p. 576.
  5. ^ a b Burr 1935, p. 165.
  6. ^ Hillman & Boer 1985, p. 134.
  7. ^ Loma, Aleksandar (2003). “s.v. ajvar” (セルビア語). Etimološki rečnik srpskog jezika : sveska. 1. Beograd: Srpska akademija nauka i umetnosti —別題「A Dictionnaire etymologique de la langue Serbe」(フランス語)
  8. ^ Pančić 1860, p. 33.
  9. ^ Petrović, Mihailo (1941). Đerdapski ribolov 
  10. ^ (英語) Belgrade through the ages. 7. (1960). pp. 61, 64. 
  11. ^ Popović 1964, pp. 93, 215, 241.
  12. ^ Making Ajvar” (jpg). 2011年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月15日閲覧。
  13. ^ Vegetable Industry in Serbia” (pdf) (英語). Serbia Investment and Export Promotion Agency. 2018年3月17日閲覧。


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