A dog of Flandersとは? わかりやすく解説

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フランダースのいぬ【フランダースの犬】

読み方:ふらんだーすのいぬ

原題A Dog of Flanders》英国女流小説家ウィーダOuida)の児童小説1872年刊。ベルギーフランドル地方舞台描かれた、少年ネロパトラッシュとの愛情物語


フランダースの犬

(A dog of Flanders から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/31 14:21 UTC 版)

フランダースの犬』(フランダースのいぬ、: A Dog of Flanders)は、イギリスの作家ウィーダが19世紀に書いた児童文学である。絵画をテーマとした貧しい少年と犬の友情を描いた悲劇として知られる。


注釈

  1. ^ 製作会社が平田ファンタジーの本ではネルロと表記されてある。なお Nello は愛称で、本名はニコラースあるいはニコラ(蘭:Nicolaas, Nicolaes 、英・仏:Nicolas)。作中では血色良く豊かな髪の黒目がちな美しい少年 (a little rosy, fairly hair, dark-eyed child) と描写されている。
  2. ^ パトラッシェやパトラシエなどと表記されている訳書もある。
  3. ^ アロアの姓コゼツ (Cogez) は北部フランス系の出自を示す(同音異形:Cogé, Coger, Coget 。ある種の魚にちなむあだ名、もしくは舟を意味するオランダ系の姓コヘ (Cogge) から[2][3]。)が、フランス語Alois といえばドイツ系の男性名アーロイスであって、アロアという女性名として用いられることは通例ない。しかし、フランス語化したアロイース (Aloïs) もしくはアロイーズ (Aloïse) ならば男女両性の名として用いられることはある(語形上、後者の方が女性的な印象が強い)。現に、1999年の実写映画版での彼女の名はアロイーズ (Aloise) である。また、1997年のアニメ映画版の英語吹き替えでは、アロア、コゼツなど人名のいくつかが日本語版に準拠した発音になっている。
  4. ^ 一家はネロが無宿になった事実を知らなかった。
  5. ^ ネロとパトラッシュの銅像は、カペル通りの歩道に設置されている。

出典

  1. ^ フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 5』講談社、2004年。 
  2. ^ Origines principales:Nord / Pas-de-Calais, Vendée - ÉTYMOLOGIE DES PATRONYMES
  3. ^ Nom de famille Batelier - GeneaNet
  4. ^ 使用テキストサイト
  5. ^ a b フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 4』講談社、2003年。 
  6. ^ フランダースの犬は地元では不人気? - エキサイトニュース 2007年5月10日
  7. ^ 井上英明「日本人の『フランダースの犬』」『明星大学研究紀要』第13巻、明星大学 、2005年3月25日、NAID 110004622749 
  8. ^ 「フランダースの犬」舞台となった聖地の惨状 出演者も呆れた声ライブドアニュース 2015年7月13日
  9. ^ フランダースの人々が知らない「フランダースの犬」”. 毎日新聞. 毎日新聞社. 2019年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月16日閲覧。
  10. ^ フランダースの犬 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  11. ^ 『フランダースの犬』:新字新仮名 - 青空文庫
  12. ^ 『フランダースの犬』:新字新仮名 - 青空文庫
  13. ^ スノープリンス公式サイトのニュース[リンク切れ]
  14. ^ “森本慎太郎初主演映画25カ国からオファー”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2009年12月13日). https://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/news/p-et-tp1-20091213-575374.html 2019年6月8日閲覧。 


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