30万人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 03:15 UTC 版)
「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」の記事における「30万人」の解説
当館はかつて、公式ウェブサイトの日本語版で、日本軍が1937年12月13日から約40日間の間に南京に於いて中国の庶民と捕虜になった軍人30万人余りを殺害した、との見解を示していた。また、その後新たに開設された公式ウェブサイトの英語版では、日本の侵略者たちが1937年12月13日から1938年1月にかけて、罪のない民間人と捕虜30万人以上を虐殺した、との見解を示している。 新華社の2014年12月1日の記事によれば館内にある「嘆きの壁」と呼ばれる壁には「南京大虐殺」の犠牲者であるとされる10505名の名前が表記されている。 2007年1月30日に上海交通大学教授で「南京大虐殺」の研究を行っている程兆奇は東京財団主催の講演会で質問者から「南京の記念館、あそこに30万人と書いてありますが、あれは即座に消すべきですね」と指摘された際に「それは一学者あるいは一個人が決められることではないのです。(中略)私がもしも記念館を運営しているということであれば、私は最初から、そういう数字は書きません」と述べている。 2018年6月24日に福田康夫が訪問した際に、紀念館の館長は、30万人という数字は、南京に至るまで日本軍が戦争しながら殺害した人を含めた数字であり、南京市内にいなかった人を含む数字であると説明した。
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